「友人・知人の口グセはあなたを映す鏡です。」
巻末に書かれているフレーズが気になり手に取りました。この本では著書の経験を踏まえ、付き合う人を変えることで「お金」「仕事」「人脈」がびっくりするほど好転することを説明しています。
この本を読んで昔の自分を振り返ってみると、目の前の壁や問題に対して「自分が」、もしくは「自分で」なんとかしようとしすぎたのかなあと思いました。
自分だけで状況を変えようとしてもうまくいかないのは、ホメオスタシスという力が働いているから、というのは妙に納得しました。
ホメオスタシスとは、環境の変化に対して自分の体内環境をある一定の範囲に保とうとすること
この本ではホメオスタシスを「自分を変えようとしても、今までの自分という状態に留まろうとすること」を指しています。
私は物事を好転させるにはシンプルに考えると次の3つのアクションしかないと考えています。
1.人に会いまくる(困っていることと解決方法を相談する)
2.調べる(本・ネットなど)
3.1&2から導かれた解決手段を実際に行動に移してみる
この本では1の「人に会いまくる」について、誰とどのように会うかの秘訣が書かれているので、興味ある方は一読をお勧めします。良本だと思います。