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Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

「孫社長の締切をすべて守った 最速!「プロマネ」仕事術(著:三木雄信)」読みました。(2018年72冊目)

 

孫社長の締め切りをすべて守った 最速! 「プロマネ」仕事術

孫社長の締め切りをすべて守った 最速! 「プロマネ」仕事術

 

 

それなりにプロマネとしてキャリアを積んできた人間として、著書のプロマネのナレッジは大変勉強になりました。

 

なんといっても孫正義という、世界を代表する経営者からのオーダーはプロジェクトの規模も大きければ、納期スピード感もかなり速いはずなので、プロジェクト難易度はかなり高いと思っています。

 

本書にも書かれていましたが、どんな職種に問わず多くの人と関わって仕事をする人は総じてプロマネ力は必須スキルじゃないかなと最近思います。

 

むしろ、これができる人は市場的に希少性が高いんじゃないかなと思っています。

 

スキルとしては、コミュニケーション力・段取り力・リスク回避能力・レポート作成能力・ファシリテーション能力・実行力等々が必要ですし、またマインドとしてはリーダーシップ、プロジェクトを成功させようという強い意思等々が必要です。

 

私がプロマネやっているから、というわけではないですが、上記スキルがあってたくさんプロジェクトを経験している人はどの会社でも欲しい人材じゃないかなと思っています。

 

良本です。

 

<メモ>

・できるプロマネはメンバーの時間を無駄に奪わない
・多くの企業がやっていることは現場への丸投げ
・上の人間が現場の努力だけに頼って問題を解決しようとすると必ず失敗する
プロマネ仕事術を武器に、ミドルが組織を変える
・チーム仕事のスピードは立ち上げ段階で9割決まる
プロマネを決めないと情報が錯綜して行き違いが起きる
・プロジェクトに関するすべてに最終的な責任を負うのはプロジェクト・オーナー
プロマネは、オーナーが期待するQCDを達成するための現場を回す役割であり、あくまで実務者の一人。ところが実際は、プロマネに責任まで負わせようとするプロジェクトが後を絶ちません。
(自分は権限を持たず、必要な人材や予算などのリソースも配分してもらえないのに、責任だけは取らされる。それを回避しようと、プロマネ自身が大量の仕事を抱え込み、心身をすり減らしてプロジェクトも失敗する)
・ゴールまでにやらないければいけないことをすべて書き出す
・各タスクの納期について、各メンバーと合意する
プロマネは命令をする立場ではない
・メンバー全員に自分の約束は絶対に守るというルールを徹底させる
・タスクはこまめに早めに割り振る
プロマネがやるべきなのは、機能部門の部門長にメンバーの仕事状況についてフィードバックする
・生産性向上や効率化はマネジメントの問題である

 

 

<プロジェクトの立ち上げ・プランニング・実行・終了>

①立ち上げ・・・プロジェクトに関する重要事項の整理・明確化、プロジェクトの依頼者であり、最終責任者であるオーナーとのすり合わせなど
②プランニング・・・タスク出し、スケジューリング、定例会の設定など
③実行・・・定例会・進捗管理、様々な見直しなど
④終了・・・評価&振り返り