機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) [Mobile Suit Gundam UC] 1 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2010/03/12
- メディア: Blu-ray
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DVDを借りてみました。心からいいアニメだなあと思ったので何がよかったのか整理してみました。この記事を読んで興味を持ってガンダムUCを観てくれたら嬉しいです。
1.人間ドラマが素晴らしい
主人公はバナージュという名の少年がふとしたきっかけでガンダムUCに乗ることになり、物語のキーワードである「ラプラスの箱」を探すストーリーです。途中、様々な登場人物に出会って話しながらも、どうしてもわかりあうことができず戦う場面も出てたりします。
葛藤し、絶望し、それでも必死に立ち上がって前に進む。そんな主人公の姿に感情移入して感動してしまいました。そして主人公の複雑な感情もきちんと描写しているところもGoodです。
また、各登場人物も個性がありセリフ一つ一つに考えさせらえる部分が私にはありました。例えば、
「歯車には歯車の意地がある。お前もお前の役割を果たせ」
「自分で決めることができる唯一の部品だ、なくすなよ」
「それでもといい続けろ」
「心に従え」
などなど。これらたくさんのセリフを言う登場人物達が絶妙に重なり合って一つの素晴らしいストーリーを作り上げています。
ただ、初めてガンダムを見る人は事前知識がないとストーリに追いついていけないところがあります。
初代ガンダムのストーリーはネットでざっと抑えておくとより楽しめると思います。
2.戦闘シーンが素晴らしい
ガンダムに詳しい人はモビルスーツの特徴まで一つ一つ把握している強者もいますがあまり知らなくても楽しめます。
モビルスーツが破壊されるシーンは実際の戦争さながらのリアルさを追求している感じでとても臨場感がありました。
戦闘シーンで特に格好いいなあと思ったのが、ゼネラルデビルという敵団体と戦う主人公の敵役フル・フロンタルが超長距離からビームライフルで射撃をするシーンがあるのですが、これにはシビれました。
ガンダムはなんといってもモビルスーツのデザインが本当に重要だと思います。デザインはユニコーンをイメージして、白でシンプルでありながらも気品あるデザインに好感が持てました。
3.BGM・歌が素晴らしい
Amazonで調べてみるとガンダムUCのサントラの評価はとても高かったです。思い返してみると本当にストーリーに忠実な音楽でありながらも、ダイナミック、荘厳さがあり記憶に残るサントラでした。
また主題化を歌うAimerという歌手が素晴らしく印象深かったです。声に透明感があり、歌の歌詞と相まって独特な世界観を作っています。
儚さがありながらも、希望を持って真っ直ぐ前に向いていくことができるような素晴らしい曲です。
・まとめ
他にも素晴らしいところはたくさんあるのですが、一旦3つ絞って記事を書いてみました。私にとってはガンダムUCはガンダムシリーズのなかでもベストといってもいいぐらいの作品でした。