知らないと恥をかく世界の大問題 (7) Gゼロ時代の新しい帝国主義 (角川新書)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/05/10
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (1件) を見る
シリーズ本です。
普段目にしているニュースをもう一段深く理解するのにはこの本はオススメです。
パナマ文書、アメリカ大統領選、中国南シナ海問題、イスラム国・・・etc。
池上シリーズの本を読んでよかったことは歴史をよく知ることの重要性を再認識できたことです。
昔のあの出来事が今のあの大きな事件に繋がっている。。。
そんな発見をこの本ではたくさんできました。
<メモ>
・スンニ派の大国サウジアラビア アラブ人が主
・シーア派の大国イラン ペルシャ人が主
・自称「イスラム国」をつくったのはアメリカ
イラク戦争でブッシュはイラクでバース党員のメンバーをあらゆる役所から追い出すことをしたため。彼らがISのメンバーとなり組織を大きくするのに寄与した
・異端は異教よりも憎し
・フランスの移民政策は徹底的な同化政策
→いま、フランスで起こっているのは、国内で育った若者がテロをする「ホームグラウン・テロリズム」
・アジア開発銀行のメリット
①発展途上国が豊かになることで、新しい市場の開拓につながる
②自国の製品を売ることができる
・中国の最近の思惑
①新シルクロード構想の実現
②人民元を基軸通貨とする