ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん
- 作者: 大澤文孝
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2015/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1.感想
この本を読んだ目的はWebシステムの基礎知識を復習したく読んでみました。
インフラに関することも丁寧に書かれているので、WebサーバからWebブラウザにコンテンツが届くまでの仕組みをぼんやりとしか理解していない自分には大変参考になりました。
いくつかためになったことを自分なりに以下整理してみました
2.文字化けの仕組み
文字化けが発生するのは、文字コードの解釈方法が違うのが原因。Webブラウザのエンコードメニューから、適切な文字コードを選択することで直せます。
以下、それぞれの文字コードの特徴です。
ASCIIコード・・・英語の文字コードで使われる。文字のコードは「0から255」の範囲の値。つまり、1バイトで表現する
JISコード・・・日本規格協会が定めたコード
シフトJISコード・・・JISコードをうまく計算することで、ASCIIコードでは未使用になっている番号に、押し込めるように変換したもの
UTF-8・・・世界共通の文字コード。英数字などはASCIIコードと同じ1バイト、それ以外の文字は「2~4バイト」の範囲で示すように算術的に変換する
3.ルータの役割
ルータを設置する主な目的は、複数台のクライアント(PCやスマホ)をインターネットに接続するためです。
そもそも、インターネットと接続するためには、それぞれのクライアントに対してIPアドレスが必要です。でも、プロバイダからは1つのIPアドレスしか割り当てられない問題があります。
ルータには1つのIPアドレスを複数のクライアントで共有できる、NAT機能と呼ばれるものが備わっていて、この機能によって複数のクライアントがインターネットに接続できようになります。
普段、ネット接続なんてどういう仕組で動いているのか意識しないものの、それがわかると新しい発見が出てきて楽しいですね。