非常に読み応えがある内容で、勉強になりました。
私は本を読みながら気に入ったフレーズをGoogleメモに書いて保存しているのですが、
本書はたくさんメモするところがありました。
私自身、この言葉どおりのアクションがまだまだ足りないにしても、本書から学んだ上質なインプットはいいアウトプットにつながると信じていいます。
読書が好きで本ブログには400冊以上書いていますが、ずっと続きそうな気がします。
「やってもできないかもしれないが、それでも、できると信じてやりはじめ、無理だという事実や分析が積み上がるまでやることが大事」
「名声に伴う影響力は有意義な目的に利用すること。自尊心を満足するために使ってはならない。言い換えると、地位は活用して善行をおこなうべきで自分の地位に酔ってはならない。」
「物事をなすのは組織ではない。物事をなすのは計画や制度ではない。物事をなせるのは、人だけだ。組織や計画、制度は、人を助けるかじゃまするか、である」
「どれほど優れた考えでも、それが優れているというだけで成功することはない」
「なにをする場合でも、前向きな姿勢で熱心におこなうこと。できない理由ばかりを探してはならない。同時に、悲観的な見方をする人や、根拠をもって反対意見を示してくれる人を遠ざけてもいけない。「やればできる」と「必ずできる」が違うことも忘れてはならない。後者を方針にすると、不可能なことをやろうとしかねない。楽観的であろうとはすべきだが、バカにはならないようにしなければならない」
「悲観論者は進歩を殺す。皮肉から生まれた帝国やすばらしい都市、パワフルな企業など、いったいいくつあるだろうか」
「自分の行為の原因を自分以外に求めたとき、それは理由ではなく言い訳になる」
「功績は皆で分けあい、非難はひとりで背負う。」
「私はいつも、プロ意識にあふれた最高水準の職場環境にしようと心がけてきた。どうしてもやらなければならない仕事があるときは、ぶっ通しで働くことを部下に要求する。だが、そこまでの必要がないときは普通の時間で仕事をやめ、まともな時間に帰宅して子どもと遊ぶ、家族や友人との時間を楽しむ、小説を読む、仕事を忘れる、いろいろなことを夢想して楽しむ、リフレッシュするなどすべきだと思う。職場以外の人生もなければならない。また、給与は仕事の質に対して払われるもので、仕事時間に対して払われるものではない。」
上記フレーズに響く方はおすすめです。