【日本語_Ver】
品川の本屋でたまたま出会ってしまい、タイトルに惹かれて買いました。
多くの人が社長業に興味があると思います。
なぜなら、メディアの報道の仕方にも問題があるかとは思いますが、自分のしたいことが実現できる、収入が上がるといったプラス面を感じる人が多いからだと思います。
一方で、全責任を追うことへのプレッシャー、社員への統率、従業員には軽々しく伝えられない経営問題に対して、孤独に考えて決断することへの耐性など、改めてトレードオフの関係だと理解しました。
最近、自分が仕事をする上で最近大事だなと感じていた仕事へのスタンス。
それが著者で言う、「清く正しく美しく」と再三にわたって書かれていたことが印象的で、やはり自分の考えは間違っていないと確信を得ることができました。
私の言葉では、これを誠実と呼んでいいますが、どのビジネスパーソンであっても他人の尊厳を慮りながら、実直に仕事に集中することがキャリアを重ねるごとに重要だと感じます。
それはなぜか?
まず前提として、ヒトは元来、本能的に感情的に自己利益を追求しがちで、それ故にヒトを蹴落としたり、傷つけたりすることが多い動物だと私は考えています。
だからこそ、きちんと自己の感情をきちんとコントロールする必要がある。
それにはたくさんの修練が必要だと私は感じています。
周りからの信頼という財産は何よりも貴重ではあるものの、本当の信頼は超長期的に、それこそ自己を律したパフォーマンスを出し続けないと得られないからです。
オススメです。