zashii-1434

Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

「戦前の大金持ち」読みました。(作者:出口治明、稲泉連、山川徹 2020年98冊目)

型にはまらない人生というのは、これからの時代に強く求められるのではないか?

本書を読んで切に思いました。

 

下記、大金持ちの遍歴が紹介されていますが、全員に共通することはバイタリティが人並みはずれていることです。

 

"革命プロデューサー"梅屋庄吉

"パリの蕩尽王"薩摩次郎八

"初もの喰い狂"大蔵喜八郎

"吉野の山林王"土倉庄三郎

"相場の神様"山崎種二

"世界の真珠王"御木本幸吉

"庭園日本一"足立全康

 

大きな失敗ですら、次の大きな成功の糧としてどんどん勝負していく様はダイナミックで面白いです。

 

だからこそ、人を大きく惹きつけるものがあるのかなと思いました。

 

・時代の変化に敏感で、新しい商売を次々と打ち出していく人

・絶対ムリと言われたことを3年以上あきらめず、1つのことを愚直にやり続ける人

・組織で動くとは違う、野生の感を働かせて勝負する人

 

私は本書を読んで感じたことはトレードオフの関係で、未開の地へ勝負した人は全く収穫がないかもですが、その分当たればリターンが大きい。

 

そう感じました。

 

けど、未開の地に飛び込むのに億劫になる人とドンドン前に進む人の違いはどこにあるだろう。

 

私は本書で紹介された人を読んでわかったことは、ドンドン前に進む人は幼少期や体験で、自分への自信や、ある種の確信めいたものを持っているからドンドン前に進むことができるのだと思います。

 

そして、それは、普段大勢の人が当たり前に教えられていることとは"違う"ことを学んだことが大きい。

 

今、私達が行きている時代もコロナやアジアの台頭により、大きく世界が変わり始めています。

 

民主主義から?

資本主義から?

情報社会から?

欧米の価値観から?

...etc

 

この?を仮説を持って予見。そして、ビジネスに転換して勝負した人が大きなリターンを得るような気がしてなりません。

 

戦前の大金持ち (小学館新書)

戦前の大金持ち (小学館新書)

 

 

オススメです。