イシュー(問題の見立てと私は理解しています)から考えることの重要性が説かれています。
実はこの本 、昔読んでみたんですけど、私は日々の仕事にあまり活かすことができませんでした。腹落ちできてなかったんですね。
自分の本書の理解が甘いから?と思い、改めて読んでみたのですが、、、やっぱり、うまく活用することは自分には難しそうです。
理由として、たぶんですが、著者が科学者でもあることから、研究生時代に研究テーマを考えるに当たっての問題の見立てや進め方が、マッキンゼー時代でもいかんなく発揮できてたのではないかと思っています。
研究テーマということは壮大なテーマであるはずなので、会社というフィールドでは事業戦略立案などが壮大なテーマに該当します。
しかしながら、戦略を練ったり、考える仕事に従事できる人はほんの一握りのはずなので、大半の人は本書を読んで日々の仕事に活かすのは、少し難しいんじゃないかなと。
日々の仕事も問題の見立てがきちんとできていれば、確かに生産性もあがるかもですが、それって結局、緊急度と重要度のかけ合わせのことを言っているのであって、
本書でいうイシューを使わなくてもいいのでは?と思っています。
ベストセラーであったとしても、本の良し悪しは人それぞれなので、"自分にとってどうか"と素直に感じることは重要だと思います。