久々に面白い漫画を見つけました!
天動説を否定することは、禁忌である中世の時代が舞台のなか、少年があることをきっかけに地動説を研究してしまう。
そんな話ではあるのですが、本書には圧倒的な熱量を感じます。
僕の命にかえてでも、この感動を生き残らす
感動とは愛かもしれないですね
この言葉が刺さりました。
また、死に対する考え方も過去の偉人の引用があって
「誰も死を味わってないのに、誰もが最大の悪であるかのように決めつける」
「我々のある所に死はない。死ある所に我々はいない」
「生は適切に活用すれば十分に長い」
考えさせられました。
今、住んでいる日本では基本的に何か真理を追い求めることは、犯罪として罰せられたりしない社会だと思っています。
本漫画が書かれた時代の人からすれば、ここは天国と思うかもしれないですよね。
本書の主人公みたいに、何かに熱中できるものを見つけた人は、人生を豊かに過ごせるかもしれないと思いました。
私の場合、熱中できるものはいくつかありますが、本漫画のように自分のなかで研究テーマとして、"何か"をもっておくことはいいかもしれません。
オススメです。