仕事において気軽に話せる関係性を構築しておくことはとても重要だと思います。
単発の情報の取得だけではなく、情報交換も頻繁にできるようになるので、お互いの認識齟齬が少なく、仕事を前に進めることができるようになります。
私自身、話がうまいほうではないと自覚しているので、どうやったら相手といいビジネス関係性を築くことができるかは課題として認識していました。
そんななか、本書を読むと自分の雑談力にはまだまだ改善の余地ありと思いました。雑談にオチなど、無理にストーリーを作る必要はない。気持ちの交換が重要というのが刺さりました。
これは人が感情の生き物であることを前提とした内容だと思います。
気持ちの交換ができるようになってから、ビジネス的な話に持っていくと円滑な関係性の構築、円滑なコミュニケーションができるようになると理解しました。
<重要メモ>
・情報ではなく気持ちを話すべき
→「体験したこと+感じた気持ち」をセットで話すようにすれば、相手との関係はみるみるうちに良好なものとなります。
聞き上手になろうと思わなくていい。むしろ、そういう気遣いをするから、苦手意識が湧く
雑談は腹8分目で切り上げるのがマナー
会話の主導権は相手に委ねる
雑談で交わすべきなのは、「はっきりとした意見」ではなく、「なんとかくの好み」です。
少しだけ自分の話をして、すぐに相手に会話のバトンを戻す。3割が自分、7割が相手の割合がベスト
雑談においてアドバイスは、禁物です。
相手の愚痴や相談に対しては、ひたすら共感し、気持ちよく話してもらう。これが正しい雑談力です。
仲良くなりたい人、答えたい質問には、パーソナルことを。距離を置きたい人、答えにくい質問には、一般的なことを。
無視しなかったという実績が大事