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Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

知ってそうでしらなかった ほんとうの株のしくみ(著者:山口 揚平 2022年65冊目)  #株 #投資 時間:25分

 

趣味で投資をしているので、自分の中の投資基準を明確に持っておくため、本書を読んで勉強してみました。

 

株式投資とは、価値と価格の差を人よりも早く見抜くゲーム

 

と記載があり、私は適正価値を見抜くには下に記載ある定性評価と定量評価を総合的に判断して、投資する企業を決めるのがいいと思いました。

 

<定性評価>:企業ビジネス魅力度

 ・その企業は「なに」で稼いでいるか

 ・「なぜ」稼げているのか?

 ・今後、稼げるしくみに変化はあるのか?

 ・これから「いくら」稼げるのか?

 ・市場の魅力度は?

 

定性評価はあくまでも自分の考えに寄るところが大きいですが、これらの質問に対して明確にいい答えがある企業は有望かもしれません。

 

定量評価>:企業まるごとの価値 % 発行済み株式数 = 1株あたりの価値

企業まるごとの価値 = ① + ② -   ③

→市場にある1株あたりの価値と見比べて、適正かを判断する

 

①:事業価値を見積もる

 ・事業価値を出すには、事業がもたらす利益である営業利益をベースにする

 ・事業価値は営業利益の10倍とする

  →税金を引いて期待利回り6%で割るから

 

②:財産価値を見積もる

 1つは流動資産の中の財産部分、もう1つは固定資産の中の財産部分

 財産価値 = 流動資産 ー (流動負債  * 1.2) + 固定資産のうちの「投資その他の資産」

 

③:負債を引く

 

実際、この式で何社か企業まるごとの価値を算出してみましたが、株式市場に載っている時価と割と近しい数値が出ました。

 

<投資判断の注意点>

・過去の結果から将来の結果は生まれない

・株式市場が合理性ではなく感情で動いている

・株価は、中長期的に株主価値に収斂する

・良い投資先の条件は次の2つしかありません

 ①:価値と価格の差が大きいこと

 ②:価値と価格の差が解消されるまでの期間が短いこと

 

いろんな企業を分析してみると新たな発見があって面白いです。

投資に興味ある方はオススメです。