オスマン帝国に興味があったので買って読んでみました。
優れた君主もいれば、そうでない君主もいました。
稲妻王バヤズイド1世・征服王メフメト2世・聖者王バヤズイド2世・冷酷王セリム1世・スレイマン1世・セリム3世・マフマト2世...
有名なのはコンスタンティノープルを征服したメフメト2世でしょうか?
コンスタンティノープル包囲戦は下記動画にて詳しく解説されています
長く帝国が続いた要因はゆるい統治と実力主義と理解しました。
ゆるい統治とは領土拡大期は宗教や民族で自国民との扱いに差を設けたりはしませんでした。
また、出生などを問わず実力主義を掲げることで、優秀な人材が活躍できたと理解していました。
この考え方は昨今の社会でも掲げられていることなので、歴史から学ぶことは多いと思います。
一方で衰退した理由は領土縮小に伴って、民族主義が台頭。アルメニア人への差別など排斥主義が蔓延したことが要因の1つとしてあります。
他にも近代化に遅れたことで他国との戦争においては負け戦が続きました。
オスマン帝国もこれではいかんと国内改革を進めようとするものの、旧勢力の抵抗などにより失敗。
負のスパイラルに陥りました。
本書を読んで、下記動画を観ると理解が一層深まると思います。
最近は本を読んでわからないことは、YouTubeで検索することが増えてきました。
オスマン帝国に興味ある方は一読をオススメします。