会議でパワポ資料ではなく箇条書きで臨む会社が増えてきましたが、どうしてもグラフを使って説明したい場合はパワポを使うことがありますよね。
本書では単なるパワポ技術集だけではなく、資料作成方法まで書かれています。
なので、資料作成に取り組んでいるものの、どう書いたらいいか悩んでいる方にはオススメです。
私は過去振り返るとたくさんのパワポ資料を作ってきましたが、資料作成を素早くするコツは下記STEPだと考えています。
1.Agendaを書く(1ページ)
2.各Agenda毎に伝えたいメッセージを一言だけAgendaページ書いて、全体の流れを決める
※メッセージは長いのはNG。4が完了したら書いたメッセージは消します
3.詳細ページ作成。各Agenda毎に伝えたいメッセージの根拠や理由、背景などを書く
4.できた資料を通しで確認する
※伝えたいメッセージは明確か?伝えたい順番はあっているか?全体整合性はとれているか?など
5.資料体裁を一気に直す
最近、私が注意していることは2でメッセージを箇条書きで終わらせない。きちんとメッセージを書ききるようにすることです。
<例>、
NG:XX売上増 投資ほしい
OK:XXの売上増が今後も見込まれるので、△△の投資の決裁を頂きたい
理由としては、NG例を書いてOK例を書くのであれば時間を浪費していること。
また、OK例をもとに詳細資料作成に入るので、NG例だと詳細内容がブレる可能性が高いからです。
文章を書く技術には、見習いレベルから達人レベルまでいます。
私の資料作成技術はまだまだなので、本書は大変参考になりました。