ようやくLINEマーケットに自分が作ったスタンプが出店されました(泣)
このスタンプは凝らない&最小工数で作る!をモットーに、マーケットに出すことを目的として作成しました。なので、スタンプ画像は作るだけなら2時間ぐらいで作ることができました。
でも、マーケットに出すまでにLINEからリジェクトされ続け約1ヶ月ぐらい時間がかかってしまいました。この記事では作成方法とともに、そういった苦労した点も書いていますのでLINEスタンプを作成される方は是非参考にして下さい。
1.まずはGIMPをインストール
GIMPとはオープンソースで開発されているフリーの画像編集・加工ソフトウェアです。MacでもWindowsでも使用することが可能なので、以下のサイトを参考に
インストールして下さい。
2.さっそくLINEスタンプを作成
作成工程は以下のフローとなります。
1.画像ファイルを作成する
2.背景を透明にする
3.絵を描く
4.枠内を塗る
5.pngで画像をエクスポート
1.画像ファイルを作成する
LINEスタンプ画像は3種類、全部で42個の画像が必要です 。
・メイン画像(必要数:1個) サイズ:240×240 pixel
・スタンプ画像(必要数:40個) サイズ:370×320 pixel
・トークルームタブ画像(必要数:1個) サイズ:96×74 pixel
GIMPを起動し 、
ファイル>新しい画像
を指定して下さい。すると下の図が出てくるので、幅と高さを入力して下さい。
(ここではスタンプ画像の幅と高さを入力しています。)
2.背景を透明にする
LINEスタンプでは背景は透明にしておく必要があります。
なので、絵を描く前にまずは背景を透明にする設定を行います。
下図のように画面上部の「レイヤー」を指定して、「新しいレイヤーの追加」を選択して下さい。
次に、GIMP画面右側にヒストグラムで背景のところを選択。右クリックで
「レイヤーを削除」を選択して下さい。
削除すると下図のようにシマシマな画面が表示されます。
これで背景を透明にすることができました。
3.絵を描く
画面左のツールボックスから鉛筆アイコンを選択し、さっそく絵を書いてみましょう。シマシマな画面にドラッグすると描くことができます。
描くときの注意点としては上下左右10pxの余白スペースを残しておいて下さい。
LINEにスタンプ販売申請をしたときに却下(リジェクト)されます。
4.枠内を塗る
ツールボックスでバケツアイコンを選択し、絵を描いた箇所をクリックすると下の図のように塗ることができます。注意点としては囲ったもの中が透明だとリジェクトされるので何色でもいいので塗る必要があります。
5.pngで画像をエクスポート
画面上部の「ファイル」を指定してエクスポートを選択して下さい。
画像の保存ファイル形式を選択するときに「.png」で保存すればスタンプ画像完成です!
3.LINEクリエイターズに登録&スタンプ申請
このサイトが一番親切だと思うので参考にして登録して下さい。
4.作成時の注意点!
・LINEガイドラインに反するものはリジェクトされる
著作権に違反するもの、既に販売されているものと明らかに同じものはリジェクトされます。ガイドラインを一度読んでから作成することをオススメします。
キャラが殴る素振りを見せているだけでもリジェクトされる、っていうのも聞いたことがあります。いじめ問題から他人を攻撃するようなコメントや素振りがあるスタンプは一層認められにくくなっているのかもしれません。
・同じ表情のものは色を変えてもリジェクトされる
40種類、違う表情パターンを自分の頭の中だけで考えて作るのは結構大変です。なので、すでに販売されているスタンプ1つを選んで、その表情を参考に作ることをオススメします。
5.振り返り
今回のスタンプはお米キャラかつ、外国の人でも使えるようコメントは英語表記にしてみました。Riceと検索するだけで60個もクリエイタースタンプが表示されていることから考えるとマーケットは飽和状態だと思います。
なので、有名な漫画・アニメキャラだと知名度が高い分買う人が多い分、クリエイターが作るスタンプはキャラのインパクトもさることながら、だれも思いついていないニッチなところを攻めることが重要かもしれません。
エンジニアであればプログラミング言語ごとのスタンプがあっても面白いなあと思います。Railsやっている人ならrakeコマンドが書かれているスタンプとか?
また、ひたすらスタンプを作ってマーケットに出し続けることも重要だと思います。
そういう意味では続くよう無理なく、楽しみながら描くのが一番大切かなと。
さっそく、次のスタンプに取り掛かってみようと思います。