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Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

本感想<毒になる親 一生苦しむ子供 著:スーザン・フォワード:2016年67冊目>

 

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+α文庫)

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+α文庫)

 

 

❑感想

内容は思った以上にヘビーで、事例を読むと感情移入してしまって心痛極まりない
感じになりました。

 

私は子をもつ親には、自分が本書でいう「毒をもった親」かどうかを判別できるぐらいの力を持っておく必要があると思います。

 

ここでいう「毒になっている親」とは次の義務を果たさない親のことを言います。

 

・親は子供の肉体的なニーズ(衣食住をはじめ、体の健康に必要としていること)に
応えなくてはならない
・親は子供を、肉体的な危機や害から守らなくてはならない
・親は子の精神的なニーズ(愛情や安心感、常に注目していてやることを、心の面で
必要としていること)に応えなくてはならない
・親は子供を、心の面でも危険な害から守らなくてはならない
・親は子供に道徳観念と倫理観を教えなくてはならない

 

仮に自分の親が「毒をもった親」であった場合、子が勇気を振り絞って親に訴えても
本書にも書かれている通り、一例として「事実の否定」という行為をします。

 

結果、問題が改善されないままの状態になることが多いそうです。

 

そして、そもそも「毒をもった親」に対して著者は

 

「許さなくいい」

 

と主張しています。

 

Amazonの評価を読んで見ると上記主張が本書を読むまで考えられなかった、救われた、と多く書かれていました。


私はいかに世の中的には「親に(疑うことなく)感謝をするのが当たり前」「親には(どんなことであれ)悲しませるのはいけないこと」といった価値観が蔓延しているんだろうって思ってしまいました。

 

本書に書かれていますが本人がきちんと気持ちを整理しきれいていない「無理な許し」は返って本人を悩ませることになります。

 

私はこの本を親になった人だけはなく、多くの人に読んで欲しいと心から思っています。

 

理由として、本書でいう「毒をもった親」に育った人は、自分がそれを乗り越えない限りは同じことを自分の子供にも繰り返してしまうこと。

また家庭に限らず、学校生活や仕事など社会生活上でも問題を引き起こす「トリガー」になり得ることが書かれていたからです。

 

きっと、この本を読むと問題の本質は「自分と親との関係性」によるものと気づくかもしれません。

 

そういった意味で本書は「幸せになる自分」を見つけられるきっかけになる本だと思います。

 

オススメです。本当にオススメです。

本感想<はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術 著:マイケル・E.ガーバー,Michael E. Gerber,原田喜浩:2016年66冊目>

 

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

 

 

❑感想

起業した会社のうち、 

 

「1年で40%の会社が、5年間では80%以上が姿を消している」

 

こんなはじまりから始まる本書は、著者が多くの起業家を支援していくなかで発見した失敗法則と成功法則とがわかりやすく書かれています。

 

本書は次のような構成になっています。

 

1.大半の起業家が失敗に終わる理由を知る
2.成功率の高いフランチャイズビジネスから学ぶ
3.一流企業のように経営する
4.毎日の仕事で実践する

 

感想として、私自身起業したことがないものの、抽象的な概念ではなくこの本を読んでいる経営者は明日からでもすぐ実践することができるぐらい具体的に書かれているのがいいなと思いました。

 

そして、次の中国のことわざを引用して実践することの重要性を説いています。

 

「聞いたことは忘れてしまうが、見たものは記憶に残る。しかし、自ら実践しないかぎりは、何も理解することはできない。」


起業に限らず何事に対しても実践することが重要ですよね。

 

3.一流企業のように経営する」を実践している起業家はどれぐらいいるのでしょうか?創業時はそれに割くリソースがないほど忙しい!という人が多いかもですが、だからこそ、優れた一流企業のような経理管理が確立できていれば、大きなアドバンテージになるなあーと思いました。

 

あと、経営者に求められる仕事も本書を読んでかなりわかってきました。

特に、

・成功した経営者は、大切な知識や情報を従業員と共有するために多大な努力を費やしている

 

これこそ経営者の重要な仕事の1つなのなかなって思いました。そう考えると自分の思いや知見を正しく伝えるコミュニケーション能力が重要になりますね。

 

「4.毎日の仕事で実践する」では具体的に次の7つのステップの実施の仕方が書かれています。

 

1.事業の究極の目標を設定する。
2.戦略的目標を設定する。
3.組織戦略を考える。
4.マネジメント戦略を考える。
5.人材戦略を考える。
6.マーケティング戦略を考える。
7.システム戦略を考える。

 

起業に限らず、プロジェクトマネージメントや企画を考えている人にも参考になることが書かれています。

 

オススメです。

 

本感想<成功者の告白 著:神田昌典:2016年65冊目>

 

成功者の告白 (講談社+α文庫)

成功者の告白 (講談社+α文庫)

 

 

❑感想


本書はかなり衝撃的な内容でした。というのも、私は本書の主旨は

 

「仕事と家庭のバランスが重要である」

 

と私は理解しました。

 

一見すると、成功した起業家は素晴らしい生活を送っていて、公私ともに充実そうに見えるけど、実は私生活のほうはボロボロに…。さらに、仕事も多くのトラブルが発生...と、その内容が生々しく書かれています。

 

上記のようなことがいかに多く起こっているかを著者や複数の実話を下敷きに書かれています。

 

そもそもは家族が幸せになるために、一生懸命仕事をしているのに家庭がうまく回っていないってなんか悲しいですよね。

 

それに途中で気付いてリカバリーできたらいいですけど手遅れになっていたら、って思うと少しゾッとします。

 

本書はそれを考えるきっかけに本書はなると思います。


これをきっかけに私が仕事と家庭のバランスはうまく取れているのか振り返ってみたのですが、現状はうまくいっているようです(妻にもヒアリングしてみました笑)

 

多くの家庭もしていることかもしれないですが、私の家庭で実践していることを小さな習慣ではありますが共有します。

ちょっとでも参考になれば幸いです。

 

❑家庭で工夫していること①_夫婦それぞれの時間を設ける

 

土曜日の午前は私、日曜日の午後は妻が外出してそれぞれの趣味をしています。
お互いが外出している間は留守番&子守をします。

 

特に妻は平日子供とつきっきりなので、ちょっとでも離れる時間があるのはかなりリフレッシュ効果があるそうです。

 

家庭で工夫していること①_妻の不満を聞く(解決はしなくてもいい) 

 

夫婦生活始まり当初は妻の「こんなことがつらい」とか「これどうしよう?」って聞いてきたことに対して、いくつか私は解決策を提示したことがあるものの、ほとんどその案を実行してくらたことはありません笑。

 

と、いうよりも妻は本当にその問題を解決することを望んでいるわけではないことを、話をしていくなかで段々わかってきました。

 

妻によれば、「話を親身に聞いてほしい」これが重要だそうです。

 

以降、私は妻が積極的に話かけてくる、かつマイナス言葉多いときはストレスが溜まっていると判断し聞くモードに変えます。

 

具体的には、トークポゼッション(お互いが話ししている割合)を


妻の会話量:夫の会話量 = 7 : 3


にしています。話すより聞くほうが3倍エネルギーを使うっていいので限度はありますが、なるべく聞くようにしています。

 

家庭で工夫していること③_よく寝る

 

お互い健康でないと、小さい子供もいるので家庭が回らなくなってしまいます。なので、妻も私も早く寝るよう心がけています。

 

特に小さいお子さんがいる方は「夜泣き」が本当大変だと思います。当時、1歳の娘が夜中に3回泣いてほぼ無睡眠状態で仕事に行くことに。。。やっぱり仕事のパフォーマンスにも影響してきます。

 

こういったこともまま発生するので、妻も私もそういうリスクに備えて早めに寝るようにしています。

 

体調が万全になる確率をちょっとでも上げておくのは大切なことだと思います。

 

家族の体調が万全でないと仕事が回らないです。

結果、仕事で高パフォーマンスが出せないと私は考えています。

 

以上、当たり前といえば当たり前かもですが思い当たる工夫点を書き出してみました。

 

 

 

 

 

本感想<頭を前向きにする習慣 著:赤羽雄二:2016年64冊目>

 

頭を前向きにする習慣 (幻冬舎エデュケーション新書)

頭を前向きにする習慣 (幻冬舎エデュケーション新書)

 

 

❑感想


本書は「0秒思考」が出版される前のものですが、なぜメモ書きが重要なのか、その理由が著者の経験を踏まえて丁寧に書かれています。

 

著者の仕事上、大量の情報をすぐに整理・分析をして、クライアントにレポートする必要があったことがよくわかりました。

 

「素早く品質のいいアウトプット」を出すことが求められている環境の中、著者がたどり着いたツールが「1分メモ書き」です。

 

「素早く品質のいいアウトプット」はどの仕事にも求められていると思います。エンジニアであればコーディング、コンサルティングでは資料作成、企画であれば企画書の作成など。。。


私も毎日とまではいかないですが、1分メモ書きをするようになって次のような効果を認識できるようになりました。

 

1.大量の情報をすばやく整理できるようになった
2.コミュニケーションが円滑になった
3.即決できるようになった
4.ブログを書くスピードが上がった

 

❑メリット1.大量の情報をすばやく整理できる

 

新しいことを学ぶ場合に、私はメモに学んだことをアウトプットするようにしています。

 

その内容を見て、自分の理解度を図ることができることができます。

 

また、学んでわからなかったことも1分メモ書きしておくことをオススメします。私の場合、書き出した後にそれを調べています。

 

1分メモ書きをして思ったのは私の場合、頭の中だけでわからないことをストックしておくと、そのこと自体を忘れてしまうので、可視化した方がいいことに気づけたのは良かったです。


❑メリット2.コミュニケーションが円滑になる

 

仕事柄、仕事がよくできる人は即断即決はもちろん、コミュニケーションにおいて
言語選択が的確なことによく気づかされます。

 

語彙が豊富であることも要因かもですが、1分メモ書きで相手に返すのに的確な言葉を瞬時に選択することができるようになります。

 

❑メリット3.即決できるようになる

 

「せっかち癖」が身に付くようになります。

 

1分を時間を測ってメモする習慣が身につくと、悩み事が出てきたときに「この悩んでいる時間がもったいない!」と思うようになります。

 

悩む時間が増やしたところでいい解決案が出るわけではないこともわかってきました。

  

❑メリット4.ブログ(文章)を書くスピードが上がる

 

長い文章を書くということは論理性が求められる、つまり、考える行為だと思います。私の場合、1記事書くだけでも最初はとても時間がかかりました。

 

けど、「1分メモ書き」で伝えたいことを整理してから記事を書くようにすることで、ブログを書くスピードが徐々にですが上がってきました。

 

❑まとめ

なんで1分メモ書きが必要なんだろう?という方や一度は1分メモ書きに挑戦したものの、挫折(習慣化できていない)した方には読んで欲しいです。

 

 

本感想<強く、潔く。 夢を実現するために私が続けていること 著:吉田沙保里:2016年63冊目>

   

❑感想

吉田沙保里さんに興味があって、読んでみました。

 

なぜ興味が湧いたかといえば、私の中で吉田さんは、

 

「結果を出し続けている人」

 

だからです。

 

実際に、吉田さんは金メダルを3個も持っていたり、無敗記録も持っています。

 

読んだ感想として、本の内容のいたるところに、「絶対勝つ」、「負けると本当に悔しい」といった文章を目にします。

 

文章だと簡素な表現しかならないですが、一流アスリートの人ほど、「一番を目指す」ことに強い思いを持っていることを学びました。

 

もちろん、思いだけではなく、吉田さんの強さの秘訣として、吉田さんのお父さんの厳しい指導が小さい頃からあったこと。また、山本聖子さんのような目指すべきライバルがいた、というような環境的な要因も大きいと思いましたが、

 

やっぱり本に記載があったとおり

「最後は自分をどれだけ信じられるかが重要だ」

というのがとても印象的でした。

 

吉田さんのようにアスリートとして一番を目指し続けている人、そしてそれを実現している人をとても尊敬します。

 

でも、なんで?って自分を問いただしてみると、

 

・自分もそういう人間でありたいという「あこがれ」があるからなのか?
・一番になろうとする姿にどこか過去、分野は違えど一番を目指そうとしていた
自分と思い重なるところがあるのか?
・普通の努力だけでは到達できない「極み」に近い技をみたり、限界以上の気力を感じたときに感動するからなのか?
・感情論として「ひたむきさ」に感動するからなのか?

 

不思議と明確な答えが出てこないです。。。

けど、少なくとも明確なのは、スポーツは多くの人を感動させる力を持っていることです。

 

東京オリンピックでは是非金メダルを奪還して欲しいです。
応援してます!

 

 

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