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「自衛隊元最高幹部が教える経営学では学べない戦略の本質」読みました。(2017年78冊目)

自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質

自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質

 

 【感想】

 

経営戦略の本を今まで読んできて、どうも机上な感じが否めないことがあったのですが
その理由が本書を読んでわかりました。
 
「戦略」という言葉がそもそも戦争を起源としていたこと。また、本書にも書かれていますが外部環境の変化、組織、目的、競合(敵)という共通項をもつ軍事戦略論と経済戦略論が極めて近い学問であることから、軍事戦略論の理解がなかったからだと自己分析しました。
 
本書はキューバ危機やノルマンディー上陸作戦などを例に会社経営にどんな視点を持たなければならないか、説明が書かれています。
 
特に私が響いたのは次の2点です。
 
地政学・地経済学的な視点の重要性
・戦力回復で生産性を上げる視点がない
 
 
特に戦力回復とは健康状態であるよう、休息や運動をしっかりすることを意味しています。
 
会社経営となると戦力回復をしっかり運営していない会社はダウンしてしまう人が出てしまうのではないかと感じました。
 
軍事的にも戦力回復を大事にしている以上、会社経営も改めて人が健康であるよう戦略として考え、実行することの重要性を感じました。
 
 
「軍事戦略を知らずして戦略は語れない」
 
本書ではそれを学びました。
 
良本です。

「お金の神様に可愛がられる「3行ノート」の魔法」読みました。(2017年77冊目)

 

お金の神様に可愛がられる 「3行ノート」の魔法

お金の神様に可愛がられる 「3行ノート」の魔法

 

 

著者の主張していることは、要約すると「次の3つをノートに書き込んでいくだけ」で

できるそうです。

 

①「明らめる」⇒今起きている感情を整理する(≒自分がどういう設定をしていたのかを明確にする)
 
②感じる⇒ 自分の本心を明らかにして、本当にそれを望むのかどうか改めて味わってみる
 
③決める⇒自分が味わいたい、楽しみたいと思っている感情や世界を自ら選ぶ( 設定変更する≒自分が変わっているのではなく、背景が変わっていくのをイメージする)
 

私も日々仕事だけではなくプライベートなことを紙に書いて整理することが多いですが著者の方法も取り入れてみようと思いました。

 

 

「今さら聞けない「ブロックチェーン」とは何か」schoo観ました。

最近話題の仮想通過&ブロックチェーンの授業でした。

 

授業を受けた上での仮想通過とブロックチェーンは下記のように理解しています。

 

「仮想通過とはネットワーク上で管理している通過のこと。ブロックチェーンとは

仮想通過の送受信の履歴をブロック確定(マイニング)して、ブロック単位で繋がった術のこと。データ改善するには過去の履歴のブロックから改ざんする必要があり、非常に技術的に難しい。」

 

たぶん合っていると思います。

 

schoo.jp

「事業を正しい改善に向かわせる -本当に解決すべき課題を明らかにする」schoo観ました。

schoo.jp

 

KAIZEN Platform CEO 須藤さん講師による事業改善のためのメソッド紹介の授業です。大変勉強になりました。

 

特に問題の本質を掴むために授業で紹介されていた「戦略マップ」をいかに短時間でシンプルに書けるかが重要だと理解しました。

 

須藤さんのように第一線で経営を実践されて得た知見を授業という形でシェアしてくれるschooさんに本当感謝です。

 

schoo会員の方は必見です。

 

<ナレッジ>

・大事なのは「課題の質」と「解の質」どちらも高くないと効果的な打ち手とならない

・90日改善計画 戦略マップ(90日を超えると目標設計の精度が急激に落ちる)

・変えようと思っては変えないのは変えない方がメリットがあるから

・難しい問題は得てして気持がいい(設定しがち)

⇒いかに簡単な問題を設定するか

・ナッジな問いかけ(How should we?(どうすべきか)は難しいアクションを設定しがち ⇒How might we?(どうすればできそうか?)だと簡単なアクションを設定しやすい)

 

<メモ>:見せかけの問題になりやすいバイアス4つ(真の問題ではない)

組織バイアス・リソースバイアス・競合バイアス・顧客バイアス

 

「続・企業参謀-戦略的経営計画の実際」読みました、(2017年76冊目)

 

続・企業参謀―戦略的経営計画の実際 (1977年) (President books)

続・企業参謀―戦略的経営計画の実際 (1977年) (President books)

 

 

経営を考えるにあたって、本書は「戦略」的な思考方法を提供しています。
戦略的に考えるにあたって1番重要だと思ったのが次の点です。
 
「灰色に妥協できる柔軟性を持っているか」
⇒つまり、戦う時と退く時、また妥協の限界を常に測定しながら
究極的には自分にとって最も有利な条件を持ち込む
 
状況の変化に対応できるよう妥協点を常に検討しておく必要があると感じました。
 
今の会社で企業立案の経験はないですが、それを作成するにあたってのプロセスと
それぞれの作成方法が事例紹介と共に書かれています。
 
たとえば、企業戦略立案のプロセスは次の順番で進めていきます。
 
1.製品・市場分析
2.多事業スクリーニング
4.製品毎代替案の評価・択一
5.実行計画書
6.予算
 
例えば、1.製品・市場分析は次の番号順に整理をしていく
 
①.市場動向
 ・セグメント サイズ・成長性・競合・構造・販売・購買動機・価格
②.内部経済
 ・収益性・コスト
③.競合状態 自社の強さ・弱さ
 ・シェア・売上の伸び・財務比率・技術力・特徴
④.KFSに対する自社の立場
 ・製品・価格・販売
 
あと、業績が右肩下がりのテコ入れの戦略立案時にはホッケー・スティックのような
右肩上がりを描いた戦略を提示することが多いが、よっぽど合理的な理由がないと
実現が厳しい、と書かれていたことについてなるほどなあと思いました。
 
下記、引用です。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------『そこには願望と期待の入り交じった”明日こそは業績回復”曲線(マッキンゼー社内では、これを密かに「ホッケー・スティック」と呼んでいる)が例外なく示されるからだ。』
 
ホッケー・スティック曲線とは、「く」の時を横倒しにしたようなもので、今まで右肩下がりで来たものが、ある日突然に屈曲点を迎えて、右肩上がりになるようなグラフ上の線のことである。
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最後に本書を読んで、凄いと思ったのが図のわかりやすさです。
 
訓練によるものも多いとは思うのですが、何を伝えたいのか、 視覚的に すぐわかるというのは当たり前のようで、スゴイと改めて思います。
 
私も仕事柄図を作成することが多いのですが大変勉強になりました。
 
経営戦略を考えるのであれば、本書は一読するようにと他者から薦められて
買って読んでみたのですが、名著だと思います。