今年も読んだ本はこのブログにまとめてみようと思います。
<要旨>
主人公はイギリスで働く執事です。執事の回想録のような感じで物語は進みます。
<感想>
最初はイギリス独自の文化?に読んでいても単調さを感じていましたが、話の後半になってくると「執事の品位」とは何か?といった壮大なテーマについて論じていたり、
女性とのちょっとした気持ちの行き違いがあり、それがその後の二人の人生を決定づけたりと考えさせれるところがたくさんあります。
私はこの本を読んで哀愁漂う「人生のほろ苦さ」みたいなものを感じました。そして、それは普段の私たちにも起こりうることである、と。
まだまだ本の内容をきちんとくみ取れてはいるか自信はないですが面白かったです。
- 作者: カズオイシグロ,Kazuo Ishiguro,土屋政雄
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/05
- メディア: 文庫
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