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Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

ルバイヤート(著者:オマル・ハイヤーム 2021年55冊目) #オマル・ハイヤーム

 

詩なるものをきちんと読んでのは久しいですが、私の心に刺さるものがありました。

 

著者のオマル・ハイヤームの本名はオマル・イブン・ニーシャープーリー。数学、天文学、医学、語学、歴史、哲学などを究めた学者であり、ペルシアを代表する大詩人の一人でもある。学問に秀で詩的才能に恵まれた稀有な人物です。

 

下記は詩の一部引用ですが、全体を通して非常に人間的、抒情的で、人間のはかなさや無常観を感じながらも、人生を謳歌する大切さを伝えているような気がします。

 

よい人と一生安らかにいたとて、

一生この世の栄耀(えよう)をつくしたとて、

所詮は旅出する身の上だもの、

すべて一場の夢さ、一生に何をみたとて。

 

あしたのことは誰にだってわからない、

あしたのことを考えるのは憂鬱なだけ、

気がたしかならこの一時を無駄にするな、

二度とかえらぬ命、だがもうのこりはすくない

 

詩は、短い言葉と韻を踏むことで、それ自体が一つの大きな作品になっていると私は思います。

 

詩の素晴らしさを知ることができたのは本書のおかげです。

 

本書は世界でも多く読まれているそうなので、知っておくだけでもいいかもしれないですね。

 

オススメです。

 

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