著者は英語教材のセールスとして世界142カ国中No.2の実績を上げた凄腕の営業人です。
営業を始めた当初からトップの成績を突っ走って、と思いきや、アポの電話をするのも怖かったエピソードや、人と会うのも苦手だったといったエピソードからとても親近感が湧きました。
著者自身が営業で経験してきたことを著者自身の言葉で説明しているためとても地に足ついた、説得力ある内容になっています。
私は著者自身が当初、アポが辛くて営業を辞めようと上司に話をしてみたところ、
この上司の言葉がとても印象的でした。
「向いている、向いていないじゃない。それに適応していく自分を生み出すしかないんだ。」
もともとは本の表紙にあがり症が治る!と書いてあるのを目にして買いました。
「アガっている」ではなく「アゲている」という考え方は目からウロコで参考になりました。
私がこの本を読んでできる営業の人はこんな特徴がある方じゃないかあと思います。
・自分の得ではなく、相手の得を考える
・どんなことがあっても笑顔でいること
・相手のむすっとした人でも穏やかな表情を絶やさないこと
(相手から影響されるのではなく、相手に影響を与えること)
・自分に対して強い決意がある
・結果主義者(目標に対してきちんとコミットしている)
自分はエンジニアですが、大切な心構えはどの職も一緒かもしれないですね。
読んで元気がでる良本です。
私も読んでよかった習慣をさっそく実践してみようと思います。
あと、和田さんのサイトがあったので紹介します。良記事だったのでFacebookで購読しました。こちらもオススメです。