仕事を振り返るときに本書はオススメです。
組織が大きくなったりすると、私達は「仕事の本質」を見失っていきやすいのでしょうか?勉強することの重要性をこの歳になっても痛感します。
「僕の仕事は決める人を決めること。そして、その人にすべてを任せ、口出しはしない。
もしも、決める人を変えても結果がでないときはどうするか?そのときは自分が辞める」
決める人を決める、これがマネジメントの極意かもしれないですね。
「キッチンで働いているシェフに経営資料や分析資料みせることに意味はあるのか?そうしたものに目を覚ましているうちに料理は冷めてしまいます。」
・計画には失敗がないからです。事務方が計画をつくり、その実行を現場に求める。計画通りにいかなければ、それは現場の責任。だからこそ、賢い人ほど事務方を目指す
・これは本質的に正しいことか?もっとも重要なことはユーザに喜ばれるものを作り出すこと
・問題点ばかり指摘する。これは僕が思うに仕事ができない人の典型例です。仕事とはユーザに価値を提供すること。そのために貢献しようとしない人で仕事ができる人はいない
・表面的・形式的な情報共有は必要ない
改めて、自分が気をつけようと思うのは、問題指摘だけで終わる人になることです。
一見すると賢い人、という印象を持たれがちですが、行動してユーザに価値提供することに本当の価値があります。