仕事に効く教養としての「世界史」II 戦争と宗教と、そして21世紀はどこへ向かうのか?
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2016/10/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
これから世界はどうなっていくのか?歴史の流れから著者の考察は勉強になります。
本書を読んで思うのは改めて、日本は中国から政治・経済・文化等々の影響を強く受けていることです。
江戸時代は平和の時代に思われるかもしれないですが、5代将軍以降は困窮と言ってもいいぐらい難しい時代だったんですね。
歴史学は経済・政治・戦争・文化・地理学等々の総合的・重層的な視点が必要だと最近感じます。
<メモ>
・激動の16世紀。世界史の流れはここから変わった
・イスラム世界が歩んできた道
・エジプトはいつも誰かに狙われていた
・日本文化に大きな影響を残した唐宋革命
・ルネサンスは神の手から人間を取り戻す運動だった
・知られざるラテン・アメリカの歴史
・母なる大地アフリカの数奇な運命
・ドイツを統一したプロイセンと第一次世界大戦
・21世紀の世界はどこへ向かうのか