名著だと思います。
成長しなければ、がんばらなければ、と思っている人は大半じゃないでしょうか?
私も昔、会社が求める人材になろうと(評価を得ようと)「成長しなければ病」にかかっていました。
いろいろ勉強にはなったけど、「無理したがんばり」はしていたので心休まらない感じはしていました。
世の中には自分が楽しいと心から感じていることをして、生活している人がたくさんいることがわかってから、私自身もだいぶ変わったと思います。
「自分の人間的な魅力を後回しにして、すべて「がんばりが足りないから」とがんばりのせいにして、自分と他人を否定している」
自己肯定感が低いと本当、自分にも他人にもよくないですね。
「ストイックにがんばってきた人よりも、ぼーっとしている人の方が安定した地位を得ている」
スポーツ選手のドキュメンタリーをみていると、ストイックというイメージがまだ私にはあるので、この文言については、まだ私の中では腹落ちしきれていないところです。
「迷惑かけないようにがんばると他人に感謝を強要することになる」
これは至言ですね。自分1人でできることなんて限られているのでいかに周りに助けて頂けるかが重要だと思います。
日頃助けてもらっているから感謝も感じるし、逆に相手が困っていれば積極的にお手伝いしたいと思う関係が健全だと思います。
ちょっと自分のがんばりに疲れている方は一読下さい。
私も日頃楽しみながら仕事を〜、と思いつつ、気が付かないうちに無理しているのはまだまだ本書の理解ができていないのかなーっと思っています。