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Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

一元論的な思考にならないために多面的に勉強しよう:「バカの壁(著者:養老孟司)2026年36冊目」

 

オーディオブックで聞きました。

人の脳の構造を科学的に説明しながら、現代の社会問題を考察しています。

 

養老孟司さんの視点は解剖学がベースになっています。

 

人はわからないことに対する解として、神を創った。

人の思考はInput⇒プロセス⇒Output

プロセスにはαといった係数がある。

Y(アウトプット)=X(インプット)* α(係数)

 

係数αが肝で、一元論的な考えだとどんなインプットでも極端なアウトプットを出す可能性がある。こういった見解を脳の構造と合わせて説明しています。

 

養老孟司さんは現代に対して次のような警鐘を鳴らしています。

情報が溢れて、頭だけで考えようとしている。そして、わかったような気になっている。

 

しかし、身体を通した理解がなければ、本当の理解とは言えないのではないか?

そう主張していると自分は理解しました。

 

A.Iの進化で、ますます私たちは"わかったような気になっている"かもしれません。

 

<A.Iによる養老孟司さんの解説>

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養老孟司とは?──経歴・思考・伝え続けているメッセージ

養老孟司(ようろう たけし)は、日本を代表する解剖学者であり、思想家・評論家です。2003年に出版された『バカの壁』は450万部を超えるベストセラーとなり、多くの人にその名前が知られるようになりました。

 

1937年に神奈川県鎌倉市で生まれ、東京大学医学部を卒業。解剖学を専門とし、東京大学医学部教授を経て東京大学名誉教授となりました。専門は人体の解剖学、特に脳や神経系の研究です。一方で、一般向けの著作も数多く執筆し、学問をわかりやすく社会へ伝える役割も果たしています。また、幼少期から昆虫採集を趣味としており、「虫好きの学者」としても有名です。

 

養老氏の思想の根底にあるのは、「人間は頭だけで生きているのではなく、身体全体で世界を理解している」という考え方です。現代社会では、知識や情報、理屈ばかりが重視され、身体を使って自然と関わる機会が減っています。その結果、人間本来の感覚が失われつつあることに警鐘を鳴らしています。

 

また、「自然は人間がコントロールできるものではない」という考えも一貫しています。老いや病気、死、災害などは人間の思い通りにはなりません。しかし現代社会は、技術や制度によってすべてを管理し、制御できると考えがちです。養老氏は、そのような「管理できるという幻想」がさまざまな問題を生み出していると指摘しています。

 

代表作『バカの壁』で語られる「壁」とは、「人は自分が理解できることしか理解できない」という意味です。人は育ってきた環境や経験、専門知識、価値観によって見えている世界そのものが異なります。そのため、相手が間違っているから話が通じないのではなく、そもそも見えている景色が違うことを理解することが大切だと説いています。

 

さらに、都市化が進むことで自然との距離が広がり、身体を使う機会や季節を感じる感覚が失われていることにも警鐘を鳴らしています。農業や森林、虫や土に触れることを大切にし、人が自然に手を入れながら共生してきた日本の文化には大きな価値があると考えています。

 

養老孟司氏が一貫して伝え続けているメッセージは、「頭だけで生きるのではなく、身体を使い、自然から学ぶこと」「人とは完全には分かり合えないことを前提にすること」「世の中は思い通りにならないことを受け入れること」、そして「老いや死も自然の一部として受け止めること」です。

 

AIやDXが急速に発展する現代だからこそ、「人間らしさとは何か」「身体を持つ存在としてどう生きるのか」を問い続ける養老氏の思想は、これからますます重要な意味を持つのではないでしょうか。