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本感想<建築家 安藤忠雄>

 

建築家 安藤忠雄

建築家 安藤忠雄

 

 【建築とエンジニアの共通点と違いについて考えたこと】


<共通点>
安藤忠雄さんの本を読んで建築とシステム開発は色んな意味で似ているなあと思いました。

建築に関わる人は大きく分けて、クライアントー建築家ー左官職人
システム開発(受託型であれば)は、クライアントー情シスープログラマー
となっている場合が多いと思います。

 

ここでいう、クライアントは依頼があってお金を出す人。
建築家、情シスはクライアントの要望をデザインする。
左官職人、プログラマーは建築家や情シスの人の指示に従ってデザインを形にします。

他にも情シスは、自分が同じような仕事をしていることもあって関わる人数が多ければ、
利害関係を調整するのも情シスの役割だし、クライアントに意向をきちんと汲み取る

能力も求められます。

 

 

 

建築家もこの本を読んで一緒だと思いました。

 

<違い>
安藤忠雄さんの本読んでいると、そこに自分の「アイデア」も形にしています。
つまり、安藤忠雄さんへの依頼は彼のアイデアにクライアントはお金を出しています。

その代わり、彼は失敗した場合はいろんな「責任」を負うというリスクもあります。

 

一方、匿名への依頼(会社へは依頼しますが)、完全な受託の場合はクライアントに
意向に完全に依存しています。つまり、特に情シスの思いやアイデアを形にすることは

求められていません。

 

私は経験上、よほどきちんとした組織を組んでいないと安藤忠雄さんほど「責任」は持ちにくいと考えています。

 

「クライアントが要件を急に変える」、「依頼したプログラマーがバグばかり出す」

こんな不満をたまに耳にするのですが、もし安藤忠雄さんと一緒に仕事をしていれば

 

きっとこんな不満なんて口に出した瞬間、叱咤されるんじゃないかなあと思いました。

 

この本は安藤忠雄さんの仕事への取り組み方、建築への思いがよく伝わる内容です。

また読み返してみようと思いました。