話題の「ななつ星」の総合デザインに携われた水戸岡さんの仕事観について書かれた本です。
私がエンジニアとして、今後デザインしていくとしたらどんな意気込みでやっていくのがいいのか、というのを教えてもらえた気がします。刺さる(共感する、そうそうと思う)言葉が多く特に下記のフレーズは印象に残りました。
•「みんなの意見を聞いて、そのへんにしておきましょうか、と安易に作り上げたものは、誰からもほめられないし何をしたいのか自分でもわからなくなる。少し無理をして出来上がったものは、人々から賞賛される。」
•「夢は自分だけのものと思っている経営者とは手を組みたくない 」
•「デザイナーとしてデザインのすべてを統合的にすべてやるべき」
•「今の能力を1%上げれば多くの問題は解決する」
真剣に「思い」を「形」にされた方の本です。
本の巻頭•巻末にある「ななつ星」のデザイン画もあって、この本自体にもデザインを感じます。