事業を考えている人、日常とは違った視点を持ちたい人にオススメです。
起業に関して、今までの通説となっている?こととは違うことが書かれています。
良かったところを以下3点まとめてみました。
<何が良かったか?>
・あるサービスが流行っているからその勢いに乗る、もしくは模倣するといった考え方に警鐘を鳴らしているところ
→競争が激しいと利益が消失する、ということだけではなく著者が最も言いたいのは
本当にそれが社会を変えるものなのか?そうでないならするべきではない、ということです。
・事業をスタートするときに考えるべきところがコンパクトにまとまっている
→以下7つのポイントの詳細は省きますが、実践してきた人だからこそ非常に納得感があります。
1.エンジニアリング
2.タイミング
3.独占
4.人材
5.販売
6.永続性
7.隠れた真実
・テクノロジーだけの話ではなく、社会問題や政治などワールドワイドのトピックが
書かれているところ
→アメリカで起業する人はワールドワイドな視点を持ってサービスを開発している印象があります。
<まとめ>
改めてというか個人的に刺さった言葉としては、古くから言われていることだけど次の言葉です。
あれもこれも中途半端に追いかけて「万能選手」になるより、いちばんいいと思うことを決め、それを実行すべきだ
スタートアップ企業も個人も小さな市場(人であれば強み)を独占することが重要なんだなあと思いました。
話は変わりますが、本感想を書いてみることで本の理解度を自分で測ることができます。
感想を書いてみて何か内容が薄っぺらいなあと思う場合、私がきちんと理解できていないことがよくわかります。
その場合、私は時間をかけながら2回3回と読むようにしています。この本もいい本だなあと思うので時間をかけて読んでみようと思います。