自身のリサーチそのものに経験が乏しかったので、リサーチ技法についてゼロベースで学びたく本書を手にしました。
本書は初心者にもわかりやすく、どういう順序でリサーチすべきかが書かれていてとてもわかりやすかったです。
1.答えるべき問い
2.企画のステージ
└検討着手ステージ:基礎を理解し全体観を把握する
└仮説立案ステージ:企画の方向性を定める
└仮説検証ステージ:言いたいことに根拠を与える
3.成果のレベルとまとめるイメージ
└スピード:1日?1週間?などの納期
└精度:一般的な公知情報?当事者への裏とり?などをどこまでするか?
└網羅性:フォーカスした領域のみ?周辺事実まで?他業界/諸外国まで?
<重要メモ>
・実際にリサーチに着手する前に、まずは「どんなソースに、いつ、どの順番であたるか」という全体のプランを作成することが重要
探す:Web・文献・記事・統計・レポート
自ら見つけ出す:アンケート・ソーシャル・フィールド・インタビュー
上記それぞれに「常識やトレンドを素早く掴む」・「体系化された全体像をつかむ」・「個別に深い情報をつかむ」
・Google検索
└1ワード検索。例:"global warming" のように""で囲むと1ワードとして検索
└「or」検索は単語と単語の間に付ける。orをつけなければand 検索に
└マイナス記号:"tomiyasu -twitter" とすると、twitterキーワードでtomiyasuをサーチすることはしない
└ファイルタイプ検索。例:「filetype:PDF」とするとPDFファイルを検索
└サイト検索。例:site:www.yahoo.co.jp ワードを指定したサイト内で検索
【調査会社(市場調査系)】
Datamonitor・Euromonitor・矢野経済研究所
【調査会社(ハイテク業界特化系)】
IDC・Gartner
リサーチに興味ある人にはぜひオススメしたいです。