彫刻家の自伝を読むのは初めてでしたが、考えさせられるところもあり良かったです。
なぜ、著者の本を手にしたのか、私は次のフレーズに魅力を感じたからです。
「田んぼ道を静かにコツコツと歩いてきた、走りもせず。止まりもせず」
その後、Wikipediaで調べてみると著名な芸術家だっていうことがわかりました。
なんと文化勲章を「職人だから」、という理由で受賞を断っていたようです。
著者の語録には次のような言葉があります。
「こつこつこつこつやって生まれた作品というものには、何かそういう、「人間の思い」というものを、観る人に伝える力があるんじゃないかなあと僕は思うんだけどね。」
是非、作品を見に行ってみたいなあと思いました。