心屋さんの本です。
私の価値観には幼い頃から先生や親から、「自信は努力の結晶」っていう考えが無意識の内に染み付いていたので、この本はある意味衝撃的でした。
何せ、上記考えとは真逆の考え方です。
じっくり本を読みながら自分を見つめてみると、どこかで欠乏症になっている自分がいたんですね。
成長しないと、いい成績とらないと、資格を取らないと、あのヒトを越えないと・・・などなど。
これらは「自分に自信がない」ことが原因だったんですね。
そもそも、自信は自己の内面からくるものであって、他人の評価や資格ではないということに気づくことがとても大切です。
この本はそのことを教えてくれます。
心温まる良本だと思います。
<メモ>
・自分で勝手に悪い理由を探すのをやめる
「自信のない人」は相手がイライラしていたり、不機嫌だったりすると自分の何が悪かったのだろうか、と理由を探す。それは問題が「自分」に移動する
つまり、自分の悪いところに反応してしまっている。
・「カメレオン人生」をやめて自分を中心に生きる
・「悩む」ということで、自分を否定ばかりしていると、悪いところばかりみていると、なかなか卒業できません
・「なっちゃダメ」と思えば思うほど「なってしまう」
・自信がない人は、「気にして」行動する。←恐れがベースになっている
・自信がある人は、「気を使って」行動する。←愛情がベースになっている
・周りの人に「バツ」をつけて自信をつけるのをやめる