哲学とは?
⇒本書では「世界とは何か?」「人間とは何か?」を探求する学問と定義し、歴史上の偉大な哲学者の実績を紹介しています。
ソクラテス・ベーコン・デカルト・ヘーゲル・ミル・コント・マルクス・ニーチェ・デューイ・レヴィストロース
慣れない哲学専門用語が出てくるので1回読んだだけでは理論をすべて理解することはできませんでした。
ですが、本書を読んで思ったのは偉大な哲学者の世界・人間の考え方が、多くの人に影響を与えて歴史をも動かしている。
哲学のすごさを知りました。
<哲学用語>
功利主義・・・自由が好き
社会主義・・・平等が好き
ドイツ観念論・・・理想主義的
プラグマティズム・・・現実主義的
経験論・・・経験論
合理論・・・生まれながらにもつものを重視する
ギリシャ三大哲学者・・・絶対的真理はあると思う?
ソフィスト・・・絶対的真理なんてないと思う
実存主義・・・自分だけの真理ならあると思う
構造主義・・・理性や真理と関係なく、世界の変化は構造が転換しているだけと思う
21世紀で私達はどんな考え方を持つべきなのか?
壮大な妄想をしている自分がいますが(苦笑)、
・20世紀で大きな戦争を経験して、平和への歩みは進みだしたものの全ての国が
そうではない状況。
・ネットにより個人の発信力が強まり、女性や民族など人権平等の運動が大きくなっているものの、経済格差は一報大きくなりマネーゲームが世界規模で繰り広げられている状況。
哲学は使い方によっては人類を進化・退廃させるものと本書を読んで思ってしまう自分がいます。
できれば、地球規模で人類平和・幸福に寄与するような哲学が出てきて、一人でもたくさんの人がハッピーになってくれればいいなあと思います。