今年もあともう少し。来週からは業務でバタバタしそうなので、早めにまとめを書いてみました。
今年は振り返ると大きな転機が何個かありました。
自分にとっては前々からやれたらいいな、という案件だったそのフィールドを用意頂いたことに感謝しかありません。
仕事はマネジメントを中心に自分の課題が明確になりました。
健康は段々と気遣うことが増えました。食事・運動・睡眠といろいろトライしています。プライベートは相変わらずで充実しています。
大変なこともありましたが、大事なのは、何よりも自分をコントロールすることだと気づきました。
だんだんと人間・組織・社会に好奇心が湧いてきて、歴史を中心にいろんな本を読み漁りました。
本を読んでこのブログにまとめる習慣は私にとって大事なプライベートワークとなっています。
では、今年読んで良かった本10冊を紹介します。
No.1
プロダクトの企画、マーケット、資金調達、起業後の組織等々、起業に必要な情報が全て詰まっているように感じます(起業したことないですが、、、)
著者の本はスライドが多様されているので、読みやすいのもGoodです。
No.2
素晴らしい会社とはなんだろうか?と考えたときに本書は参考になりました。
トップの資質はカリスマ性よりも、おどろくほど謙虚で個人の実績よりも会社にフォーカスしている。厳しい事実をしっかり見極め、針鼠の概念を必要とあらば大胆に行動する。一見すると矛盾に見えるが、辛抱強く目標に向かって推進している。
のようにトップの資質も言及がされていて勉強になりました。
本書に記載あがあった
偉大な目標を追求するのは、ただ好きだからだろう
という言葉がお気に入りです。
No.3
マルクスと聞くとどうしても、共産主義が想起され、悪とみなされやすいと思います。けど、それは本来のマルクスの主張とは異なることが本書を読んでわかりました。
カール・マルクスは産業革命勃興期のイギリス都市部での劣悪な環境下で働いている人に衝撃を受け、資本主義の問題点を浮き彫りにしようとしたそうです。
産業革命以降、200年以上たった今の時代も劣悪な環境で働いている人が多いのは資本主義の負の側面なのでしょうか。
No.4
個人的にはMBAやハイスペックエンジニアなど、スキルさえあればビジネスとして大成するのか?と思っていたときに、本書のような気づかい力も必要だと思いました。
気づかいができる「人から好かれる」「近道をして成長できる」「チャンスが増える」「人生で成功できる」「心ゆたかに生きられる」というのが著者の主張です
No.5
人類史を生物学・社会学・経済学・科学等々、様々な切り口で人類を考察していて、斬新な歴史観は知的好奇心をとてもくすぐられました。
No.6
マネーサプライってなんだろう?っていう疑問に回答が書かれていて勉強になりました。
中央銀行はマネーサプライを増やして経済を刺激するor減らして経済にブレーキを掛ける。
お金の需要は金利で決まる。金利が上がれば、人々はあまり現金で持ちたがらない。金利が低ければ、みんな手持ちの現金を増やしたがる
経済を刺激したいとき、中央銀行は現金の山を使って国債を買う。これによってお金の供給が増える。マネーサプライが増えると金利は下がり、それが借り入れと支出の増加をうながすので、経済は刺激される
No.7
人事評価ってなんのあるんだっけ?っていう疑問に本書はとても参考になりました。
人事評価は1.公平感ある処遇の分配、2.育成 3.企業文化の醸成
No8.
マキアヴェッリの深い人間洞察は現代になっても勉強になることはたくさんあると思います。古典ではあるので、当時の時代背景がわかるとより理解できると感じました。
No.9
この本は定期的に読んでいます。この本自体が名著だと思うのは、単なる名言集を並べただけではなく、著者の名言を踏まえた経験が書かれていることに大きな価値があると思います。
No.10
本書に書かれている内容はリクルートの組織目標、マネジメントの基礎となっていると理解しました。ある意味、著者はリクルートの組織活性化のグランドデザインを描いた人だと思いました。
もし、リクルートの強さを知りたい人は本書を読むとより理解できるかもしれません。
・まとめ
以上、ざっとご紹介させて頂きました。本当はここに塩野七生さんの本も書きたかったのですが、まだ読み途中のため別途ご紹介したいと思います。
みなさまの素敵なBookLifeのお役に立てば幸いです。