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Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

「リーダーの教養書(著者:出口治明・楠木建他)」読みました。(2019年3冊目)

 

リーダーの教養書 (NewsPicks Book)

リーダーの教養書 (NewsPicks Book)

 

 本書を読んで教養とは他人の価値基準に従属しないで、自分の価値基準を持ち、自分の言葉で自分の意見を言えること、と私は定義しました。

 

出口さんの文章から

「品格とか教養といった言葉が好きではない。頻繁に品格や教養を言っている人ほど、品格や教養がないから」

と読み取れる箇所があり、少しシニカルに感じました。

 

私も単純に自分の知的好奇心に従って、調べて・考えて・実践してみた結果、普遍的な知恵を習得できた---それが教養と呼ぶのであれば賛成です。

 

逆にソクラテスプラトンアリストテレスを知っていないと教養とは呼べない。

私はそれは単なる知識であって、教養ではないと思います。

 

もちろん、大昔の人が書いた本が今になっても多くの人に読まれていること。

それは普遍的な知恵があることを意味していると思います。

 

そういった意味では歴史を学ぶことは、すぐには役に立たなくても自分の器を

大きくしてくれるものだと思っています。

 

本書には各著名人のオススメの本が紹介されていますので、それを知るだけでも価値があると思っています。