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Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

働く君に伝えたい「お金」の教養(著者:出口 治明)」読みました。(2020年19冊目)

 

働く君に伝えたい「お金」の教養

働く君に伝えたい「お金」の教養

  • 作者:出口 治明
  • 発売日: 2016/01/13
  • メディア: 単行本
 

 

最近情報を鵜呑みにするのはよくない、事実と数字を使ったロジックをきちんと追うべきと思うものの、それだと時間がかかってしまう。

 

であれば、信頼できるソースについては少し省いてしまってもいいのではないか?

私の中では出口さんが信頼できるソースにあたります。

 

本書も20代と書かれていましたが、30代の私でも学ぶことはたくさんありました。

むしろ、社会人なる前に読んでおきたかった。(ポジティブに言えば、今出会えてよかった)

 

「お金に死ぬまで不安を感じることなく、楽しく生きていけるようにする」

「お金に支配されるのではなく、お金を支配できるようにする」

 

 私もこれを目的に色んなことにチャレンジしているなか、本書はそもそもお金とは何か?を日本の状況とともに書かれているのが良かったです。

 

経済がずっと右肩上がりをすることがないことは歴史が証明しています。

 

にもかかわらず、多くの人はバブル時代を懐かしみ未だにその価値観に引っ張られているかもしれないですね。

 

本書では特に相続関係の話があるのですが、タブーにされていることがあるなかで本書はズバリ出口さんの考えが書かれています。

 

自分の力で生きていこうとすればこそ、脳も身体もフル回転させて使うわけなので親には自立を促すのがいい

 

これは前々から私が強く思っていたことです。社会人も同じですよね。自分のことは自分でやる!という強い自立心は心と身体も強くすると思います。

 

相続の話は、親に楽しく使い切ってくださいという。

「お父さん、お母さんの面倒はみません。その代わりに、何も残さなくもいいです。」

と宣言してしまうこと

 

次の3つだけはきちんと抑えておく 

・重要書類の保管場所

・どんな葬式をしたいのか?

認知症になったり、寝たきりになったときに延命治療をしたいのか

 

 

 次の言葉も前々から感じていたことを、事実と数字で説明しているのがとても良かった。

 

将来を予測するのは、人間は賢いという前提にたった傲慢な発想

将来を予測するよりも自分が好きなことに投資するのが1番

自分に投資するのが1番いい