本書は「はらぺこあおむし」、「西遊記」、「アラビアン・ナイト」、「アンデルセン童話」、「さかさ町」、「エルマーのぼうけん」、「せいめいのれきし」、「ギルガメシュ王ものがたり」、「モモ」、「ナルニア国物語」の10冊を著者の豊富な歴史知識とともに紹介されています。
自分が子供の頃になんとなく読んでいた西遊記ですが、本書を読むとさらに魅力が増しました。
もしかしたら、今の自分に無意識的に大きな影響を及ぼしているかもしれない、そんなふうにさえ感じました。
改めて感じたのは児童書であれ、なんであれ
昔から大事にされてきた本には、”何かしら読者に強く訴えるメッセージがある”
これは真理だと思います。
冒頭で書いた本をよりよく知りたい方にオススメです。