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Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

座右の書「貞観政要」中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」(著者:出口治明)」読みました。(2019年18冊目)

 

 

今年は出口さんの本ばかり読んでいます。

 

著者の深い考察は大変勉強になります。まだまだ自分も改善すべきところがたくさんあることを本書を読んで学びました。

 

貞観政要とは国史上、もっとも国が治まった貞観の時代ときの皇帝・太宗と臣下たちがまとめた政治の要諦がまとめられた書物のことを指します。

 

本書を読んで一番刺さったのは次の一節です。

 

リーダーを演じるとは、自分のポジションに対して深く自覚すること

①組織はリーダーの器以上のことは何一つできない
②リーダーは自分にとって都合の悪いことを言ってくれる人をそばに置く
③臣下は茶坊主になってはならない。上司におもねってはならない
④リーダーは部下に支えられているということを片時も忘れてはならない
⑤リーダーは常に勉強し続けなければならない

 

器以上のことはできない、というのは至言ですよね。

 

なので、もし目指すものがあるのであれば少しでも大きくするために研鑽を積むべきだし、器に入っている不要な考えなどは捨てるべきなのでしょう。

 

<メモ>

・クビライは、思想・信条・宗教などと現実の政治を切り離して考え、中国人やアラブ人など、さまざまな国や地域から優秀な人材を登用します
・何もしなくても組織が成り立つのは、適材適所に人を配置できている証拠
・部下の小言を聞き続ける能力も必要

 

 

オススメです。