以前読んだことがある本ですが、また読んでみました。
本書は著者達がリーダー論を持論を述べつつ、オススメの本を紹介しています。
改めてリーダーとは何か?と考えさせられると同時に自分はリーダーとしての立ち振る舞いを見直すきっかけに本書はなっています。
私はリーダーになれる人、なれない人は明確に分かれると思っています。
何よりもリーダーはゴールへとみんなを導く必要があるので、統率力が求められると思っています。
では、統率力とは何かといえば、私はみんなに自分の考えを納得してもらって、計画されたタスクをしっかり遂行してもらうことだと思っています。
いろんな価値観を持った人達に、自分のプランを説明し納得してもらうのはとても難しいです。
説明には"伝える力"が必要でロジカルさだけではなく、ときには感情に訴えかけることも必要になると思います。
個人的にはこればっかりは向き不向きがあると思っています。
大勢の前で話をしたり、ときには自分が述べたことに対して厳しい指摘を受けることもあります。
こういったことに対する耐性というか、適任かどうかは個人の特性に寄るところが大きいと思っています。
学生時代に生徒会や部活動のキャプテンなどをしていた人は、もしかしたら向いている人かもしれないですね。
かくいう私も自分はリーダーには不向きかなと思ったりしますが、自分の考えを周りに伝えることに苦手意識はないので、ボード層などにプロジェクトの説明を求められることが多いです。
けど、ここで伝えたいのはリーダーになれないことは決してNGではないということです。
人にはそれぞれ適性があったりするので、スペシャリストとして高いバリューを発揮する人もいるし、リーダー補佐的な役割の方が向いている人もいます。
そういった意味では適材適所ができることこそ、リーダーの必要条件かもしれません。
リーダーに関して興味ある人は一読をおすすめします。