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Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

直球勝負の会社(著者:出口治明 2021年2冊目)

 

 

 

直球勝負の会社―日本初!  ベンチャー生保の起業物語

直球勝負の会社―日本初! ベンチャー生保の起業物語

  • 作者:出口 治明
  • 発売日: 2009/04/10
  • メディア: 単行本
 

ライフネット生命保険の設立から、会社概要まで幅広く知ることができます。

 

本書で印象的だったのは、随所に出口さんの仕事へのスタンス、考え方が書かれていることです。

 

社長をする、ということはリーダーであること。そして、社長には3つの条件が必要であると学びました。

 

・明確なビジョンを持っていること(やりたいことがなく偉くなりたいだけのリーダーはだめ)

・そのビジョンを中身にロジカルに説明できること

・そのビジョンの達成に向けて組織のやる気を促し、引っ張ることができること

 

人はパンのみにて生くるにあらずという言葉がいみじくも示しているように、人のため、社会のために働くとき、私達は心の底から明るく元気に楽しく働けるのではないでしょうか?

 

仕事を単なる日々の生活の糧、金儲けと捉えるのではなく、人や社会に貢献しないと働きがいなんて出てきにくいと私も思います。

  

諸君は、上司を自分の仕事で説得できなければ自分を無能だと思いなさい。なぜなら、上司の方が職務範囲が広く、細部まで目が届かないのであるから。

また、お茶くみのおばさんに可愛がられなけえば、決して偉くなろうと思っていけない。なぜなら、失うものがない彼女たちは、諸君の人間性を一番よく見ているのだから

これはトレードオフの関係ですよね。

浅く広くか、狭く深くか。なので、上司よりも狭く深くである以上は上司よりも仕事が詳しく説明できないはNG。というのは頷けます。

 

オススメです。