アリババ、百度、モバイクなど中国新興企業の背景や実態が書かれています。
これら企業には成長規模・スピードはアメリカに追いつけ、追い越せぐらいの勢いがあります。
日本の某IT企業で働いている身とすれば、本で紹介された企業から経営・リーダーシップ・IT技術等学ぶことはたくさんあると思います。
本書を読むとITでは経済圏 の国境が段々となくなってきていますね。
経済圏の陣地取り合戦は、ますます激化しそうです。
中・米の規模の拡大を図る企業に対して日本の企業はどうするのか?
ガチンコ勝負をしていくのか、とは一線を画したアイデア・技術で勝負していくのか?
国だけではなくて、企業、そして一人一人に対して
「あなたはどうするの?どうしていきたいの?」
と明確な方向性が求められる時代になってきたのかな、なんて思いました。