今まさに自分が友人達とサービスを企画している際中なので、この本を手にとりました。
まず、気になったフレーズが
「一般的な統括マネジメントではスタートアップの定義においては成果を出すことはできない」です。
この本で書いてあるスタートアップの定義は以下のように説明しています。
「スタートアップとはとてつもなく不確実な状況で新しいサービスや製品を創り出さねばならない人的組織である」
これを理解していないとなかなかうまくいかないと思いました。
私なりの理解としては
①実用最小限の製品(MVP)を作る(飾り付けは絶対にしない)
②アーリーアダプターにそれをいち早くみてもらい検証をしっかりする。
③方向転換するか我慢するか(そのまま突き進むか)の判断が一番重要であり、その判断はイノベーション会計(本著解説あり)といった客観的な数字で判断ができるようすること
言うは易く行うは難し、でしょう。
やってみて初めて理解できる本だと思いました。
- 作者: エリック・リース,伊藤穣一(MITメディアラボ所長),井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: 単行本
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