-権限と秩序の感覚に優れている-
このフレーズこそ、マネジメントの極意だと思ったのですが、マネジメントはしっかり勉強しないと、精神論で一緒に働く人に無理を強いる状況に陥りがちです。
プロジェクトマネジメントをしていると、タスクやその割り振り、期日、成果物はできている認識ですが、本書のように「ここまでは○○さんに権限と責任を付与する。なので、その○○さんの決定に口を挟まない」と本当の意味での権限委譲をできている人は少ないのではないでしょうか?
<メモ>
・本来人は怠け者である
・意思決定と業務執行とをわける
・リーダーが部下を80点まで引き上げようとするから、失敗する(60点を取れれば十分と考える)
・1人の人間が面倒できるのは、浅く広くを適用しても10人まで(せいぜいプレイヤーとしては、人の2,3倍しかパフォーマンスは出ない)
・権限の範囲を示さない仕事の割り振りを丸投げという
・タスクを振る際には判断の優先順位も伝えてあげるといい
・報連相はむしろ上司から部下に
・適材適所こそマネジメント
オススメです