私には2人娘がいます。長女が7歳、次女が5歳です。
二人の習い事は現在、ピアノ・ダンス・Z会ですが、教育について
自分なりの考えを書いてみました。
教育の目的は人さまざまだとは思うのですが、
私なりに子供には次の2つができるようになって欲しいと思っています。
①自立していること
②幸せであること
①の理由はシンプルで、野生動物は自分で餌を取って生きています。
人間も動物である以上、これに当てはまると思っています。
人間社会で自立するためにはお金を稼ぐ必要があります。
お金を効率よく安定して稼ぐためには、一般的には高い専門性を身につけて、
自分の市場価値を高めることが重要だと考えられています。
今の時代は情報化社会なのでITスキルが求められるようになりました。
大学受験で情報処理が出てきたのも、その流れによるものだと思います。
②は親であれば当たり前のことかもしれません。
けど、人によって幸せの定義が様々なのでこれ!といった答えはないはずなので、
幸せの定義自体を自分で考えて決める必要があります。
これができるためには次の5つがあると、いいかなと思うのですが
親バカなのか、つい欲が出てしまいました。
②-1.自分の考えを自分の言葉できちんと人に伝えることができる力
②-2.自分で新しいことをどんどん学び続ける力
②-3.自己決定権
②-4.精神的なタフネスさ
②-5.文章力(論理力も含まれる)
②-1はテンプレートみたいな言葉ではなく、自分の考えや意見を人にきちんと伝えることができるようになって欲しいです。
②-2は多種多様な価値観をどんどん吸収して視野を広く、視座は高く持って欲しいです。
②-3は自分が決めたことに対して、責任をもって対処できるようになって欲しいです。
②-4は生きていればハードな状況が起きるときはありますが、冷静な対処ができるようになって欲しいです。
②-5は長い文章が書ける人は、深く物事を考察できている人が多いと思います。②-1に近いかもしれません。
ただ、冷静に考えると子供は親の所有物ではないので、究極的に言えば五体満足でいてさえすれば良いのかもしれません。
話は最初にもどって稽古事を考えてみると、Z会は①の市場価値を高めるための
教育ですよね。
②-4の精神的なタフネスさは学校の部活活動とかが、それを担ってくれる場合もありますが、
けど、基本的には②は親自身が子供とコミュニケーションを取りながら、本人の資質を鑑みて無理せず教えていくのがいいと思います。
何よりも親自身がエネルギッシュに人生を楽しんでいる姿を見せるのが最大の教育かもしれません。
日本は成熟社会に入って成長を感じづらく、他国との競争もますます厳しくなってきています。
ネガティブなニュースが多いかもしれないですが、未来の子どもたちのためにも、小さな社会課題1つでも解決に貢献したいと思うようになりました。