昔に読んだことがある本でしたが、今一度購入して読んでみました。
プロジェクトマネージャーとして経験値があるからか、ここに書かれている内容にとても共感しました。
自分でも仕事の進め方として大事だと思っている考えが、佐藤オオキさんと同じで嬉しかったです。
改めて案件って何でもかんでも受ければいいではなくて、価値提供ができそうかという観点で選ぶべきだと思いました。
そのためには、断ることができるだけの力量を持ち備えていないとできないので、価値提供できるだけのスキルを自覚しておくことは重要ですよね。
佐藤オオキさんの本からはデザイナーというよりは、総合コンサルような印象を持ちます。クライアント企業の全体&未来に貢献するデザインコンサルといっても違わないような印象を受けました。
コンサル会社はたくさんありますが、nendoしかできない価値があるところは強いですよね。
オススメです。
・休日はあえてスピードを落とし、脳を休まさせる
・情報をインプットとアウトプットに分ける
・周りに物を置かない
・10年後にやりたい仕事は今すぐやる
・依頼は幅広く受けるが、断る基準は守る
・依頼内容=ゴールではない。常に未来のゴールはどこかを意識し、クライアントと一緒にそこに向かって走ることが重要
・他人が頑張らないところで一生懸命やるというのは、投資効率を上げるという観点では大きなポイントかもしれません
・新人にはまずスピードを体感させる
→最初に負荷がかかる仕事を担当してもらう。限界まで仕事をして「どこまでやれるか」を自覚すると、効率よく仕事を進める必要性にも気づくことができます。
またマネジメント側も1度「追い詰められると自分はどんな状態にになるのか」を知っておくことも意味のあること
→落ち着いて対処できる人ほど成長しやすい
コンセプトがあればプロジェクトの推進力は衰えない