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Stats of My Life(おいしい人生を味わうために、コツコツとチャレンジしたことを書くブログ)

ChatGPT4と本の内容について議論すると一層理解が深まります:「国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(上)」( 作者:ダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソン 2023年77冊目) 

 

まだ読みかけですが、読んでて面白かったので感想を書いてみました。

 

韓国と北朝鮮アメリカとメキシコなど隣国だけどなぜに貧富の差が激しいのか。

 

それは1人1人の能力の問題ではなく一部の利益のために支配的、収奪的な政治制度に起因するとこの本では主張しています。

 

確かにアメリカでビル・ゲイツイーロン・マスクなどが、イノベーションをすることができるのはアメリカの制度がそれに対してインセンティブを促進しているからで、例えば彼らの利益をごっそり国が奪うとなると、活動意欲も失せてしまうでしょう。

 

インセンティブに対する報酬をきちんと受け取れることは当たり前のようで、実は制度がしっかりしていないと不平等を生んでしまいます。

 

この本では国に焦点を当てていますが、会社においても十分に適用できると思います。

例えば、1人1人のインセンティブは高めるにはどうしたらいいのか?

 

報酬以外にも市場価値を高める方法もありますし、お金だけでは得ることのできない希少体験も提供するのも方法としてあり得ると思います。

 

この本を読むと相対比較になりますが、そこまで日本の制度自体は悪いものではないと感じました。

 

以下はChatGPT4のサマリーです。

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国家が失敗するのは、しばしば支配的制度が存在するためで、これらは貯蓄、投資、革新を促す正しいインセンティブを作り出すことができません。これらの制度は、少数の利益のために富を抽出するように設計されており、広範な人々に経済的な利益をもたらす包摂的な経済成長を促進するものではありません。

対照的に、包摂的制度とは、人々の才能やスキルを最大限に活用する経済活動への広範な参加を可能にし、個人が望む選択を行えるようにするものです。端的に言えば、国家は長期的に権力を広く共有し、これらの包摂的制度を発展させることができた場合に成功します。

ただし、「なぜ国家は失敗するのか」という分析は、国内の政治制度に焦点を当てすぎているという批判も受けています。技術進歩や地政学といった他の要因も、国家の成功や失敗に重要な役割を果たす可能性があり、これらを無視してはならないとされています。この本では、文化、気候、地理、政策の無知など、国家間の経済的格差の主要な理由としてこれらの要因を重視していません。

結局のところ、なぜ国家が失敗するのかという説明は複雑であり、単一の要因に帰することはできません。それは政治的、経済的、社会的な制度の組み合わせ、そして他の外部要因によっても形作られる、国家の運命を決定するものです。