プライベートも含めて、戦略を考えることが多くなってきました。
経営を勉強しているといろんなフレームワークや戦略の考え方を知ることができますが、本書が1番しっくりきます。
理由は戦略の立て方が"現実的"だからです。
ミッションやパーパスは戦略を遂行するのに本質的な要素となり得ないのは納得です。
・理論からよい戦略を導き出すことはできない。
・戦略を設計するときには、想像力と、実際に使われている戦略の知識を組み合わせ、
それぞれ使えそうなところを活用することが必要・今日のビジネススクールの問題点は、いくつかの理論と演繹的推論を教えるだけで
実部のバリエーションを教えないこと・収集・分類・選別からもっとも困難な問題を明らかにする
・選別では重要性と取り組み可能性を評価する・どこなら勝てるか?
・いますぐ取り組み可能であるという条件は、長期的な課題を避けて通ることを意味しない。
最も重要な勝負どころにフォーカスして行動計画に落とし込むという困難なプロセスをやらずにすむことになる・重要性と取り組み可能性の2軸で考える
・観察、状況判断、意思決定、行動
→OODAループを敵より速くループをこなせば、敵を混乱させて勝つことができる→企業経営で機敏さがとりわけ重要になるのは、顧客対応と新製品の開発・市場投入のサイクル
→リードすることは実際には重要ではない。
(リードしているのだと敵に思わせること。遅れをとったと感じると、誰しもミスを犯しやすくなる)・戦略とは重大な課題を克服すべき設計された方針と行動の複合体
良い目標とは?
・問題を整理して曖昧さを解消し、解決可能な単純な形で整理し直す。
・達成する方法がわかっている。または達成する方法が見つかると合理的に予想できる
・明確な選択肢を示し、焦点をしぼり、意見対立を解消し、何をすべきかすべきでないかを理解する助けとなる
・必ずしも全員が賛成するとは限らない