- 作者: ロバート・キヨサキ,シャロン・レクター,白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2003/07/11
- メディア: 単行本
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若くして引退するために〜、というくだりから始まっていたのでこの手の本はつい条件反射的に警戒してしまっていたのですが、読んでみてとてもためになる内容が多かったです。本を読んでみて感じたこと以下3つ書いてみました。
・学問的IQとファイナンシャルIQは違うこと
→有名な大学や会社に入っているから、ゼロからお金を生み出せるわけではないです。
お金に対する考え方と、その考え方をベースを元に身につける技術は学校にも会社にも
ないと思いました。
金持ち父さんと同じような考え方をもっている人と知り合いになり、学ばさせて頂くのが一番だと感じました。
また、起業家とサラリーマンではかなり考え方も異なります。それが本を読んでより深くわかってきたことも自分としては良かったです。
・金持ち父さんは今の現実からは将来やることを考えない
→「現実+可能性」という世界をみているので、新しいことにどんどんチャレンジします。失敗することを折り込み済みで行動している(99失敗しても1成功すればいいぐらい)けど、世の中のほとんどの人は失敗を恐れて行動しないのは、失敗することを考えていないからだというのはなるほどと思いました。
・自分の気持ちに正直なるきっかけを与えてくれる
この本にはこれからの自分がどうなりたいのか?と問いかけるようないい質問がたくさん書かれているので、自分を見つめ直すいいきっかけになると思います。
特に私が刺さった質問は次の言葉です。
「仕事をやめたら10億ドル出すと言われたらどうするのか?仕事より10億ドル選ぶとしたら、なぜそれを目指して行動しないのか?あなたにブレーキをかけているのは何か?
10億ドルもらっても仕事をやめたくないとしたら、それはなぜか?あなたが今やっていることに満足しちえるとしても、10億ドルもらって、それより価値のあることをするためにそのお金を使うことはできないだろうか?」
私はこの本を読んで新しい視点が持てたことがとても嬉しかったです。
何にしても、本を読んでいいなと思ったのであれば「Just Do it!(とにかくやってみろ)」なので、私は前々から考えていた2,3のアイデア実現に向けて動いてみます。
良本です。