意思決定のための「分析の技術」―最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法 (戦略ブレーンBOOKS)
- 作者: 後正武
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1998/12
- メディア: 単行本
- 購入: 17人 クリック: 127回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
最大の経営成果を上げるための、「問題分析の仕方」を学ぶことができます。
著者がコンサルタントの経験を通じてあらゆる分析に取り組んだ手法や考えが記載されています。
分析の基本は、
「大きさを考える」「分けて考える」「比較して考える」「時系列で考える」の4つ。
そのバリエーションとして、「バラツキを考える」、「プロセスを考える」、「ツリーで考える」の3つの工夫がある、
とのこと。
個人的にはこの本の内容は自分には難しかったです。対象者は経営分析技術を向上したい人向けだと思います。そうでない人は日常生活であまり使うことはないかもしれません。
ですが、
「経営分析ってどんなことをしているのだろう」と興味がある方は面白いかもです。
<メモ>
MECEとは「要素が互いに重複なく集めると全体を尽くすこと」
・大きさを考える
80対20の法則
感度分析
総資源の配分を考える
クリティカル・マス
・分けて考える
市場を分けて考える
MECEに考える
多元の要素を考える
・比較して考える
比較のための基本姿勢
ギャップ分析
コストの分析
シェアの分析
ソフト要素の比較
・変化/時系列を考える
自社の戦略を自覚する
大きな流れ・変化を読む
・バラツキを考える
統計学の立場と経営の立場
二元のバラツキ
BDP
・過程・プロセスを考える
ビジネス・システムを考える
・ツリーで考える
ロジック・ツリー
イシューツリー
業務ツリー
デシジョンツリー
・不確定 あやふやなものを考える
不確定なものを判断するメカニズム
デルファイ法の考え方の活用