子どもに限らず、大人に対しても学ぶところがある内容が書かれています。
例えば、子どもには課題に直面したとき次の大きく2タイプに分かれるそうです。
・ほめられたい子(パフォーマンス・ゴール型)
⇒失敗を恐れる。努力しなくなる
・努力が好きな子(ラーニング・ゴール型)
⇒がんばることのモチベーションアップ。失敗しても挑戦したがる
大人でも難しい課題をドンドン突き進んで解決していく人と、失敗や周りからの指摘を恐れて課題解決が遅々として進まない人がいます。
それは、上記書かれている内容が大人にでも当てはまるのではないかと思いました。
全体的な感想として、個人的には幼少期にカトリック系の幼稚園に入ったものの、ほとんど記憶がなく笑、タイトルでいうような6歳までにリーダーシップが磨かれるというのは本当かなあ?というのが正直なところです。
(私自身、世界基準のリーダーシップはあるとは思っていないですが。。。)
リーダーシップをどう定義するかも含めて検討が必要かもですが、リーダーシップは私は生まれ持った資質も多分に影響するのでは?と、幼・小・中・高・大・社会など、その人が置かれる環境が決めるんじゃないかと思います。
つまり、先天的・後天的な要因が複合的に絡まってリーダーシップは決まるのではないかと考えています。
従って、タイトルを読んで「6歳までに○○させないと!」と焦ってしまう親御さん達が増えそうな気がするのが少しだけ心配です。。。
とはいえ、書かれている内容は参考になることが多いです。
もしかしたら、子どもをどう育てたいか、どうさせるよりも本書を手に取っている大人がリーダーシップがある人になる、ということが子どもへの1番の教育なんじゃないかと思いました。