はじめに
今年読んで良かった本をまとめてみました。
年末年始の時間あるときに興味あるの良かったら読んでみて下さい。
①:How Google Works(著者:エリック・シュミット、ジョアナサン・ローゼンバーグ)
⇒いわゆる経営本に近いですが、Googleの人材採用・制度・環境からは学ぶことはたくさん自分はありました。Googleに興味あればぜひ。Google強しって感じです。
<刺さったフレーズ>
・大きな挑戦は、大きな才能を持つ人材を引きつける。大きな課題ととびきり優秀でスキルの高い人材には共生関係がある
・課題に対してスキルが低ければ、不安が生じる。逆に課題が取るに足りないものだと、退屈を感じる
②:組織の盛衰 決定版(著者:堺屋太一)
⇒組織とはどんな特性をもっているのかを知っておくことは、社会生活を営む私達にとって重要なことだと思います。
組織には、
①:組織目的
②:構成員それぞれの目的
この2つが混在していること。②は人の欲求から安定感を求める。①は機能を追求する。
したがって、①を追求しすぎると、②がおざなりになって人は離れやすい。逆に②は年功序列とかを指して、①の目的から乖離する。
私は本書を読んで組織の性質を上記だと理解しました。
③:新版[図解]問題解決入門ーー問題の見つけ方と手の打ち方(著者:佐藤 充一)
⇒今年1番刺さった本です。
問題解決力こそもっとも身に着ける力ではないか?では、その問題とは?解決の考え方を教えてくれる本です。
私は答えがない問題を解くような訓練を最初のベンチャーで叩き込まれたおかげで、それは今現在のキャリアに大きく貢献していると感じます。
やったことがないからわからない。教えてもらえていないからできない。そんな状況下でもアウトプットを出せる人は世の中にいます。
では、特別な才能がないとできないか?というわけではなくて問題解決能力が高いからだと私は考えています。
④:リーダーの教養書(著者:出口治明、楠木建)
⇒リーダーシップに興味があれば、ぜひ読んでみて下さい。
個人的にはITスキルがあろうがロジカルさに優れていようが、リーダーシップがないとどこかで成長がストップすると思います。
みんなの前面にたって説明して、納得してもらって全体をリードする。問題が起きたら率先して解決に導く...こういった経験をたくさん積んでいくことでしかリーダーシップは鍛えられないと思います。
⑤:本の使い方(著者:出口治明)
⇒読書の仕方がわからなければぜひ読んでほしいです。
私はもともと読書好きでしたが、20代から読んで気になったことはメモやまとめ、感想を書く習慣があります。単なる趣味ですが、ずっと続けているからか言語能力は相対的に高いと感じることがあります。
書くことは”考えること”なので、読書して書くことは、日々の思考の広さと深さに貢献します。
なお、できれば書いたものは多くの人にみてもらうとGoodです。
⑥:人生の教養が身につく名言集(著者:出口治明)
⇒出口教みたいな感じですが、もし人生について考えることがあれば本書を読んでみて欲しいです。
新たな視点、視座を獲得できることは間違いないです。
歴史から学ぶことはたくさんありますよね。本書を読むと日々の悩みもちっぽけに感じるはずです。
⑦:グロービス MBAマネジメントブック
⇒経営を理解するには網羅性とコンパクトさの観点から飛びぬけていると思います。
私は管理部門で事業部門と一緒に、事業戦略&予算編成に携わったことがあるのですが、会社経営は経営戦略・事業戦略・マーケティング・セールス・アカウンティング・財務・人材登用・IT・組織編成・内部統制等々、経営学で学ぶことは本当多岐にわたります。
本書を読むと会社経営の全体像がみえてくると思います。
とはいえ、1番いいのは自分で商売やってみることがいいのかなって最近思います。
理論と実践をバランスよくが原則ですが、私は経験して(痛い思いして)から理論学ぶほうがしっくり来るタイプです。
⑧:経営戦略論入門(著者:波頭 亮)
経営理論に関する本は読んでもしっくりこないことがありましたが、本書は違います。
時代背景をもとに、なぜこの理論が流行ったかの説明がきちんとなされているので腹落ちしやすいです。
波頭さんの本は全体的にわかりやすい印象です。
経営戦略論入門(著者:波頭 亮 2022年25冊目) #読書 #経営 #経営理論 #ビジネス - zashii-1434
⑨:論理的思考のコアスキル(著者:波頭 亮)
論理の成立要件や論理的であることの説明が書かれていてとても勉強になりました。
本書で書かれていることはきちんと血肉化しておきたかったので、下記記事にてペラ1枚でまとめました。
論理的思考のコアスキル(著者:波頭 亮 2022年16冊目) #読書 #論理 #波頭亮 - zashii-1434
自分でいうのもなんですが、よくまとまっていると思います。
まとめ
今年も素晴らしい本に出会うことができました。来年も引き続き本ブログで紹介を続けていきたいと思います。