お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ (PHP文庫)
- 作者: 糸井重里,邱永漢
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2015/08/14
- メディア: Kindle版
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読んでみて目からウロコでした。
このまえがきは特に私には刺さりました。
アメリカに範を求めて、株式上場やMBAを取ることや外資系に行くことで自分の不安を解消するようなことが流行っているが
「なんで俺、こんなに勉強したのに何でうまくいかないんだろう」
という人は多いのではないでしょうか?
おそらく、こうなるのは自分の中で指標を定めていないから周りの大きな流れに
身を任せていれば、不安を解消できると勘違いしているからでしょう。
何も自分で決めていないとも言えると思います。
本書を読んで思ったことは、やっぱりきちんと勉強すること。思い立ったらすぐ行動すること。この2つを行いながら自分の人生の指標と判断基準をしっかりもつことが重要だと感じました。
本書で書かれていた邸永漢さんの言葉は、なんというか人の本質、商いの本質、社会の本質をご自身のなかで掴んでいるから、なのでしょうか?
すごく邸永漢さんの言葉に魅力を感じました。
本、読んで勉強してみようと思います。
下記、自分がメモしたフレーズです。
子供に節約ばかり教えるのはよくない。ぜいたくを教えることも重要
お金を大切にしない人はやっぱりお金持ちになれない
お金は貧乏人には大きく見えます
株式上場をするほど落ちぶれていないです。
事業って作品のようなものでしょうね
事業は果樹園のようなもので、収穫するまでに時間がかかります。
欲望をないものにしたがりますよね
人と同じことをしていても意味がない
人の気持がわかれば商売のヒントもわかります
飽きさせない。商い
苦しみだけを望んでいる人は、半端なことしかできないと思います。
どの人にも共通していることは「思ったことはすぐやる」
人に信用されているをいちばん重んじます。
お金を容れる器があるか?人格とはまったく関係ない
人を信用できなかったら、何もできません